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東洋経済新聞で記事になってますね。
>トヨタが開発「ペダル踏み間違え防止」の最前線
>ht tps://toyokeizai.net/articles/-/341561
//-- 一部転載
こうした背景を受け、2020年2月3日、トヨタはペダルの踏み間違い時に作動する新しい「急アクセル時加速抑制機能」を開発、2020年夏に発売する新型車から順次導入するとした。
急アクセル時加速抑制機能は、これまでの踏み間違い加速抑制システムの不得意分野だった対象物が直近にない場合であっても、過去の走行データをもとに踏み間違い推定アルゴリズムに基づいた“不要な急アクセル”を検知して暴走事故の抑制が期待できる。つまり、車載センサーの性能に左右されないシステムの冗長性が確保されたのだ。
急アクセル時加速抑制機能での要は、ドライバーによる急なアクセルペダルの踏み込み検知にある。これはまず、アクセルペダルの踏まれ方の特徴を把握することから始まる。そして、この踏まれ方をトヨタが「Data Communication Module/DCM」と呼ぶ通信端末を装着したコネクティッドカーから得られたビッグデータと照合して、急なアクセル操作を必要としない場面であると判断された場合には、たとえ車両前方に他車や障害物がなくても急アクセル操作には反応せず、結果、急加速が抑えられる。
作動速度域は0〜30km/h。例えば、止まった状態でシステムが不要と判断する状況での急なアクセル操作が検知されると、車両は停止したまま動かない。また、仮に20km/hでの走行時に同様の急なアクセル操作が行われた場合は、非常にゆっくりとした加速にとどめる。いずれもシステムが機能している時点で、ドライバーが誤ってアクセルペダルを踏み込んだことに気がつけば事故の抑制につながるとトヨタは考えている。
なお、この急アクセル時加速抑制機能を働かせるには専用キーを用いたエンジン始動(HVなどの場合はシステム起動)が条件で、ノーマルキーでは急アクセル時加速抑制機能は働かない設定だ。
//-- ここまで
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