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▼崖っぷりさん:
結果を知っているわけではないのですが、私なりの考察は以下のとおりです。
まず、前提条件として、様々な道路状況があるため、どんなときでもこの方法!
というのは、無いと思っています。
走行抵抗等を無視して単純に考えると、
0から時速10キロまで加速するために必要なエネルギーを 1とすると、
0から時速20キロまで加速するために必要なエネルギーは 4、
0から時速60キロまで加速するために必要なエネルギーは36です。
つまり、比較的少ないエネルギーで低速域は加速できます。
バッテリーをあまり消費せずに済みます。
一方、発進時にエンジンが回っていたとしても、スピード0では
エンジン出力は、いったん発電され、インバータを経由して、
モーターからのみの駆動となります。
この間のエネルギーの流れでロスが生じますが、これがどのくらいか定量的には
判りません。速度が低いほどロスが多いことは間違いないと思いますが。
(相当急な坂道を低速で上る場合、なんだかパワー不足を感じたことはないですか?THSは低速での高出力が苦手な仕組みではないか、と思っています)
ということで、時速何キロかは判りませんが、
10〜20キロあたりのレンジに、モーター → エンジン の
バトンタッチ最適速度があると考えてます。
しかし、いずれにしても、
エンジン加速時、降坂時、回生時のいずれかによって得られた
貴重なバッテリーのエネルギーを、どの場面で使うことが燃費に有利なのか、
という視点の方が、もっと大事だと思いますので、
上記の考え方もいつも最適判断とはならないでしょう。
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