|
▼夢雲さん:
>ここはメーカーへの要望板という事なので、多少無理な要求も書いています。
>しかし、今の車は質が全般的にセットでグレードアップしたりダウンしたりというセット販売になっている点が私の気に入らない所です。
その恩恵は、価格の上昇を抑える面であると思いますよ。
一人一人に細かく仕様の違う車を提供するような、フルオーダー制にすると、最低限の仕様の車もそれなりに高くなりますし、フルオプションだと相当高くなるかと。
いろいろパッケージをざっくり分けて、仕様を少なくすることにより、量産効果で間違いなく価格に競争力を生み出していると思います。
>安いので内装がチープとかそんなのは仕方ないかなと思うのですが、座る場所で作業性に関わるシートも価格比例でチープになり、素材が安いだけならまだしもシート骨格やクッションまで拷問器具のように人間工学に反したものになるのは何とかならないものかと・・・メーカーによる貧乏人イジメ???とか思っちゃいます。
>
>軽トラにプリウスのシート付けちゃいけないんでしょうかね?
いい所に気が付きましたね。
何故軽トラにプリウス系のシートが付けられていないか?
このように考えられませんか?
1.軽トラ:近距離〜中距離が殆ど、実用重視=薄いクッションの、対汚れに優れたビニールシート
2.iQ:近距離〜中距離、遠距離も一応可能=安価なファブリックシート
3.プリウス:中距離〜遠距離が有利なパッケージ=ある程度コンフォート性を考慮した、長距離でも我慢できる、低コストで日本人が好む柔らかいシート
4.欧州車:都市間移動を重視したパッケージ=長距離でも疲れにくくするために、新幹線と同様に固めの、コストがかかったしっかりしたシート
個人的な考えを言うと、近距離中心のEV車も、軽トラと同じで、薄いクッションの簡易なシートで不都合はありません。
近距離の個人的な定義は、10km程度とします。
EV車の最小限は、片道10km、往復20kmと考えています。
中距離は、10km〜100km。
長距離は、100km以上。
一般道を10kmを移動するのに必要な時間は、渋滞が無ければ1時間かからず、30分程度と考えます。
その短時間の移動で、健康な人ですと不調が起こらない以上、オーバースペックとなります。
年寄り子供だと、それでは不都合ですので、もう少しマシなシートが必要となります。その場合は、オーバースペックではありません。
長時間で有れば、疲れないシートは、健康上、大切ですので、オーバースペックとなりません。
過度のオーバースペック(必要以上の仕様)のシートは、無駄じゃないですか?
技術屋の視点ですと、このように感じます。
|
|