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▼かじさん:
▼かじさん:
> 今回、私が買ったホイールはディッシュタイプの鍛造ホイールです。(レイズのスーパエコ)
> 純正はホイールカバーで、空気抵抗下げていますので、その点で少し不利かなとは思います。
何インチから何インチとするのでしょうか。
30型での私の経験上、純正15インチから、社外鍛造軽量の17インチにするのは、個人的に異議なしです。
なぜなら、殆ど重量が同じ1本7kg程度なため、デメリットがあまり無いためです。
1本5kgの軽量鍛造ホイール(16インチ)に変えた時、乗り心地面では細かいピッチングが増加し、落ち着かない感じになります。
私は同じ上記ホイールでタイヤを2種類試しましたが、ホイール重量の影響と思われる傾向は同じです。(ミシュラン プライマシーLC、レグノGR9000)
また、軽いホイールですと、加速時に必要なエネルギーは少なくなりますが、慣性運動量が減り、加速してターゲット速度に達した後、エンジンオフしての慣性時、減速が急になるため、電気走り(HSI25%)でアシストして走る距離が長くなります。これは転がりが悪いタイヤを履くのと似た、悪い傾向です。
だから、軽量ホイールは街乗りで極端にストップ&ゴーが多ければ有利なこともあるとは思いますが、その区間の燃費は、ホイールの重量に依らず、走行条件としてエネルギーロスが多いため、いいわけがありません。
プリウスでは、エンジンストップでも走行出来るのが最大の特徴でもあり、エンジンストップでの慣性の走りを最大限生かした方がいいのはご存じの通りです。
電気走りのみの区間が多くなるPHVプリウスでも、エネルギーロスの大小については同じと考えられます。
逆に、1本11kgの純正鋳造ホイール(17インチ)ですと、乗り心地はどっしりとはしますが、突き上げ感を感じるようになります。これもタイヤを変えてもなかなか解決は難しいです。
その原因として、ひとつは受け止めるボディと足回り、ブッシュに至るまで、キャパオーバーの傾向となること。もうひとつは、全て燃費寄りのセッティングにあること。(部品の選定、取付け方、強度含む。)3つめに、価格なりのコストで作られていること。
以上のことから、ホイールが軽くても重くても、車両側特性とのマッチング悪化が起こります。
で、なぜ鍛造軽量ホイールが良いとされるのか、ということなのですが。
インチアップしても、重量増を抑えられるから、というのが最も大きな理由となると思います。
従来の考え方ベースでは、そうでした。
ホイールを変える理由で最も多い理由は、インチアップして見た目を良くしたい、だからです。
ところが、プリウスでは、広告や記事で「軽量ホイールだと燃費が良くなる」旨の、かなり情報や条件が省かれた文面が一人歩きしています。
インチそのままで、軽量鍛造ホイールとされる場合は、競技などでのタイム短縮や運動性能向上(加減速など)が主でした。そのとき、軽いことによる乗り心地悪化は、2の次3の次でした。
ですが、プリウスはそういう競技向きとは程遠い成り立ちの車であり、普段使い中心での乗り心地含む使用感の方が、優先されるのが普通です。
安全性を無視してクローズドコースで燃費アタックするなら、すり減ったGT3と、穴の無いフルカバーキャップを装着した、適度な重量のホイールが、最も良い選択と言えると思います。
コースによって、慣性走行の比率が多く大切なとき、鉄ホイールより重いホイールの方が、良い結果となっても不思議では無いですね。
開発者インタビューだったと思いましたが、純正15インチのホイールキャップは、穴が大きめで空気抵抗が多いので、できればフラットにしたかったというコメントがあったように思います。ブレーキ冷却用の穴が無くても、相当劣悪な条件で無い限り、ブレーキがフェードして効かなくなると言うということにはなりにくいというコメントでした。
プリウスは弱ブレーキだと回生ブレーキ中心となるので、中距離くらいの街乗りで回生ブレーキ中心の運転ですと、ブレーキローターはあまり熱くなりません。
ゆっくりブレーキを踏み、引きずるような操作は、本来車ではしてはいけないことです。特に長い坂道を降りるときなど、エンジンブレーキ併用について、標識や教本や教習所で習っているかと思います。
最悪の条件というのは、よっぽど運転者の操作が悪い場合で無ければ、起こらないわけですが、基準は低い方に合わせて、安全に対してマージンをとらないと、ということなのでしょう。
あとコメントで気になった点で、どーしてもと言う点がひとつ。
「深夜電力」は車の充電に使えません。エコキュートなどの特定器具以外は深夜電力を使用できません。
「夜間のみ安価な電力プラン」だと充電OKです。但し、昼間電気料金が高くなりますし、夜間にIHコンロや電気炊飯器などの高出力な機器を使う人の場合、契約アンペア増加を迫られるかもしれません。契約アンペアを増やすと、基本料金が高くなるので、総額が高くなる場合が起こりえます。
参考リンク
ttp://www.hama-den.jp/service/advise.html
HV車は既存の自動車とそのまま置き換えの使用感(走行感は違いますが)ですが、PHVにするには電気工事とその費用、コンセントを挿す手間など発生するので、本当に2014年、プリウス全車PHV化までする必要があるのかな?と感じます。
まあトヨタの他車種で様々なHV車があるから、プリウスブランドはPHVのみにする、というのも分からないでは無いですが・・・実際にはPHVを、ただのHV車(普通車)と同じ使い方をする人が多発しそうに思います。フル装備好きな日本向けなのかもしれません。
余談
先日出張でマレーシアに行ったのですが、現行のカムリやレジェンドは見かけるのですが、プリウスは一度も見ませんでした。(レクサスも)
それもそのはず、プリウスは日本円で350万円〜、カムリは370万円〜で、あまり変わりません。カムリを買う層は、日本で言う高学歴の役職付き層が多いので、大きなセダンのカムリの方が人気でした。ちなみに、カムリはカムリHVではなく、2Lガソリン車のカムリが370万円〜です。
市街地の道路は凸凹が多く、悪路が多いマレーシア、揺れまくりなので、プリウスの足回りでは厳しいと思いました。BMWなどにあるスポーツパッケージの固めの足回りは全く合わないように感じます。
ちなみに、レクサスIS250コンバーチブルは、日本では500万円台ですが、現地では1300万円という超高級車でした・・・
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