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▼ぷりんぷりんさん:
>>それ以上充電しても使い道が無いからだと思いますが。
>
>ということはその間は発電(充電)していないのでしょうか?
THSの動作を理解する為には発電と充電の考えを切り離す必要があります。
THSの基本はエンジントルクの72%がリングギヤ(車軸)・28%が発電機に分割され発電機で生じた電力がモーター駆動に使われるという電気式トルクコンバーターです。
発電機による発電電力がモーター駆動に対して余ればバッテリーが充電されます。
発電機による発電電力がモーター駆動に対して足りなければバッテリーから放電されます。
>それとも発電(充電)しながらモーターの比率が高くなって全部
>使いきってるのでしょうか?
>後者だとしたら無駄のない素晴らしい仕組みですね。
プリウスで最も効率の良い走りは充放電電流がゼロ(エネルギーモニターでのバッテリー矢印なし)の時で発電機電力をモーターで使い切っている時です。
#実際には何処かで充電させないと走行するにつれてBLは落ちてしまいますが...
ttp://allabout.co.jp/auto/rv/closeup/CU20031013/
バッテリーのSOC使用範囲は40〜80%で制御ターゲットは60%(BL6)です。
市街地走行が多く放電傾向が強いとBL5以下になり下り坂等充電傾向が強いとBL7以上になります。
平坦な高速道路ではターゲットであるSOC60%(BL6)になり易いというのは凄く当然の動作です。
その時にエネルギーモニターを見ると細かく充電・放電を切り替えているのが見えます。
比較的小さな充放電電流でBL6を維持しようと努力しているのです。
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