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去年の9月に立てたスレッド、「新???燃費計算法」の報告です。
まず、私の独自の燃費計算方法をもう一度簡単に説明します。
満タン法ではガソリンを満タンに給油した時に走行距離をリセット
し基点とするのに対し、私の考えた方法はプリウスが出す燃料給油
サインでリセットし基点とする方法です。
これにより人間の主観的判断による給油からプリウスにセットされ
ているROMに判断を委ね実燃費の算出精度を上げようというもの
です。
去年2011年の7月20日より2012年10月15日まで30
回の給油に対する私の考えた方法による燃費計算とプリウスEMV
の出す値との関係は以下のようになりました。
EMV値(x軸)と実燃費(y軸)の散布図からの回帰は直線
f(x)=0.92x+1.5
となり、R=0.994,R^2=0.99 の強い正の相関を示しました。
このグラフはDropBoxのパブリックフォルダに入れましたので興味
のある方は
HTTP://dl.dropbox.com/u/88780395/20121015.png
の全角部分をHTTP://に変えてご覧下さい。
ご覧になると分かりますが、冬の低燃費 20Km/Lから夏の高燃費
28Km/L近辺まで、串刺しとまではいかないものの R^2=0.99 です
から直線にまとわりつく様なデータのプロットになっています。
EMV値と実燃費の乖離ですが、EMV値を100%とした場合
実燃費は平均値97.4%、標準偏差は1.1%でした。
実燃費の最大値は99.1%、最小値94.2%でした。
最小値は外れ値なら良いなあと考えていますが外していません。
全記録のCSVデータもDropBoxのパブリックフォルダに入れておきます。
HTTP://dl.dropbox.com/u/88780395/Nenpi.csv
結果として、私の計算方法もまんざら使えないものではないとい
う結果に至りました。
私の燃費計算法はBtrip法として
HTTP://ishitama.blog120.fc2.com/blog-entry-96.html
に図解してあります。
まだ注意事項などありますがこのあたりで一度切ります。
みなさんのご意見をお伺いしたいと思います。
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