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▼ぷりぷりさん:
>雪道での走行におけるスピードダウンの基本はエンジンブレーキです
>フットブレーキは正直怖くて踏めません
フットブレーキだろうがエンブレだろうが、車を減速させるのは摩擦円の法則に従ったタイヤと路面間の摩擦力のみです。
雪道でエンブレが推奨と言われる事があるのは、エンブレを使って走っていれば、そもそもスピードが上がり難い事と、フットブレーキよりも減速が穏やかに行われやすい為だと考えます。
よって、エンブレであっても低いギア等にいきなりシフトダウンして、急激に強く発生させればタイヤのグリップ力は失われ(シフトロック)、車の挙動は乱れます。
フットブレーキでもエンブレでも、雪道でのブレーキングの基本は「弱く長く」になると私は思います。
因みに当方は、ここ10年くらい毎週、雪無し県から雪山に出かけているのですが、プリウスのブレーキはブレーキング踏力に対して実際の制動力がリニアに立ち上がらず(特に中間域)、ABSの制御も「やや甘め」と感じている事と、機械的にペダルとブレーキが繋がっていない為か、路面からのフィードバックが曖昧なので、積雪路及び凍結路では以前乗っていた車よりも、余裕を持って車間距離を若干多めに取るように心がけています。ただこれは、車の欠陥ではなく、その車のクセみたいなものだと考えていますので、別に神経質に成る程ではないと思われます。
これまで、FF4ドア親父セダン(ABS無)→およそ雪山に通うには向かない「FR/MT/ターボ」の高出力スポーツ車→7人乗りFFミニバン→30型プリウスと乗り継いで、雪山に通っている当方の体験からは、駆動形式等による挙動の違いこそあれど、基本に忠実に丁寧な運転さえしていれば、少しの程度の差こそあれ、どの車でも問題無いと感じています(登坂発進の難易度は別です)。
とは言っても、スポーツ車の時は、直進走行であっても路面の少し傾きで勝手に直ドリ状態になったりと、気を抜ける時が少なく流石に疲れましたが(笑)
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