|
▼玄野さん:
>寒冷地仕様を購入しました
>PTCヒーターってどうやって作動させるのですか?
>ヒーターの利き悪すぎて寒いです。
以前、こちらの掲示板でも寒冷地仕様でのPTCヒーター条件の際に何度か話題になりましたが、トヨタの問い合わせ回答だと
1.温度設定:MAX(32度の上)
2.動作モード:オート
3.AC:ON
みたいな回答でしたが、実際にやってみたところイマイチです。
おまけに、以下の細かい条件が分からないままです。
4.水温(恐らく40度以下と考えられる)
5.PTCヒータの通電本数(最大3本、外気温が関係する)
メンテナンスマニュアルには「MaxHot」とあるようですが、これも内部のエアミックスダンパー(細かく温度調節するためにある、水道でいうサーモスタット水栓的な役割部)の開閉度のことらしく、細かい動作条件は載っていないようです。
私の経験上、外気温0度付近(確認が取れている範囲で、−2度〜+5度)で水温が20度以下のような、冬のコールドスタート時にすぐ暖かくなる条件は以下です。
1.フロントデフォッガーON
2.温度設定:MAX(32度の上)
3.風量は調整しない(マニュアル操作しない)
この条件ですと、3分もすれば室内はかなり暖かくなります。その時の水温は、トラストのインフォメータタッチでは30度未満です。
プリウスは、冬場にエコモードでの短距離(10km以下の信号の多い市街地走行)でヒーターを使うと、水温上昇途中の50度〜57度で上下降を繰り返しやすくなり、エンジン燃費が悪い上に暖房効果も弱いままという、制御的にも身体的にもお寒い状態が発生します。
が、エンジンでもっとも良い条件の80度程度の一定状態が続く、高速道路や信号のない立体交差の外環道路を走行のような高条件だと、燃費が最高になる上にエンジン熱を主に利用する暖房(ACオフ)で快適、トラックの後ろでなければ、外気導入のフロントデフォッガー&足下への設定で、曇りを防止しながらでも十分快適です。
まあ、燃費悪化を気にしなければ、ノーマルモードでACオンし、設定温度高めの風量3分の2以上(最大は五月蠅すぎるのですこし控えめにしますが)エンジンを極力かけるようにHSI50%以上での走行を続ければ、普通車並の速度で暖かくなります。
知っていてもそれを維持するのは難しい時や、そうするのは面倒ではあるので、暖房優先スイッチ(水温60度でもエンジンオフしない、水温80度前後をエンジンオフの閾値にするモード)とか、PTCヒータモードのスイッチ(一定時間後にオフする動作)があればいいのにとは思いますね。(ただ、そのスイッチを押すと確実に燃費は相当悪化するでしょう)
最近だと、先に1.〜3.の操作をしてから、雪を軽く下ろして乗り込むと、とても快適です。(でも昨年のエコモード&A/Cオフを多用したときより、リッター1〜2キロぐらい燃費悪化しています、今季はノーマルモード&A/Cオンです)
また、フロントワイパーデアイサーとリアデフォッガーも動作させると、僅か1〜2分で抜群に窓の雪降ろしが楽になり(窓面の凍結が溶けて無くなるので)、ミラーヒーターによりサイドミラーの氷付きや水滴がスッキリ無くなり、気持ちよくスタートできますね。
寒冷地仕様つけて良かったです。
|
|