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私の会社では10年前から中古のプリウスを使って北海道でタクシーを営業しています。3年から5年で走行10万キロ程度の車を使っています。
初期の10型プリウスは結構故障しましたが(当初は走行用バッテリーは永久保障で、故障しても無償交換でした)11型(初期モデルのマイナーチェンジ型)からバッテリーが変わり(現在の30型もほぼ同じバッテリーです)故障しなくなりました。 おおむね乱暴に使って25万キロ、普通に使って35万キロ、丁寧に使って40万キロあたりで足回りやエンジンとモーターのシンクロが不調になってくる感じですが最高走行距離は47万キロまで使った車もありました(初期型)。 プリウスは加速や登坂のような負荷がかかる所をモーターがカバーしますのでエンジンの寿命はかなり長い様です。
47万キロ走行した車も燃費は殆んど変わりませんでした。 ただし10万キロほど走行すると排気ガスが臭くなって(燃費も悪くなります)くる事が多いのですが、これはエアフローセンサーが汚れて吸入空気量を正確に計量出来なくなるのが原因でエアフローセンサーを掃除すれば直ります。 当社では定期的にエアフローセンサー洗浄しています。
北海道で使われた中古車は塩カルで足回りやアンダーフロアが錆で酷いものが多いのでお勧め出来ません、また牧場や土木現場で使われた様な車は痛みも激しく3年でもガタガタになっている物もありますので注意して下さい。 レンタカー上がりの物で軽い事故を経験した様な物に意外にいい物があります。 10万キロ走行の中古車はしっかり試乗して買わないと当り外れが大きいので十分注意して購入してください。
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