|
【現象】
プリウス30(マイナーチェンジ前 グレードL)を新車で購入後、撥水剤のレインエックスを塗布したとたんに、雨量の少ない場合にフロントワイパーの左右切り返し時に「ドッ・ドッ・ドッ」と、まるで太鼓を叩いているかのような大きな音がして、困った状態になりました。
【原因と対応】
これは、純正のワイパーブレードが、後塗りの撥水剤(レインエックス等)に対応していない為、ガラス面上の折り返し部分で潤滑剤としての水膜が切れてスムーズに滑走しない為のようです。
以下のワイパーブレードに交換したところ、一発で直りましたのでご参考までにご報告します。
ワイパーブレードを交換後、すでに一年半経過していますが、その後は不具合が再発しておりません。
(他の方のプリウス30の同一の現象全てに対応するかどうかはわかりませんので自己判断でお願いします)
PIAA スーパーグラファイト替えゴム No.97 WLW65(650mm)
PIAA スーパーグラファイト替えゴム No.90 WLW40(400mm)
上記はワイパーブレードアッセンブリーではなく、替えゴムのみの品番です。
私は近くのホームセンターで買って自分で作業をしましたが(私は自動車整備士です)、ご自身で交換作業を行う自信の無い場合は、専門家に依頼される方が無難かもしれません。
【ご注意】
1.ワイパーブレードを取り外して、ワイパーアームを立てたままにしておいた場合に、何かの拍子にワイパーアームが倒れて、フロントウインドーシールド(フロントガラス)が破損した事例が有ります。
ワイパーブレードを取り外す場合は、事前にフロントウインドーシールドのワイパーアームの先端部分が位置する部分に、四つ折りのタオル等のクッション(座布団でも良い)を置いて、起こしたワイパーアームをただちに元の位置に下げてください。
2.また、ワイパーアームを立てたままフードパネル(ボンネット)を開けると、フードパネルの後部がワイパーアームと干渉して、ワイパーアームが勝手に倒れてしまいますのでご注意ください。
3.ワイパーブレードは左右両方とも一度に取り外さないで、片方づつ慎重に作業されるようお勧めします。
4.ワイパーブレードを取り外した状態でワイパーが作動すると、フロントウインドーシールドに傷が入る可能性が有りますので、ワイパーブレードを取り外す場合は、事前に主電源スイッチ(POWER)を切って車外に出てドアをロックし、絶対にワイパースイッチが作動出来ないようにしてからの作業開始をお勧めします。
|
|