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▼くろねこさん:
(2)の業転と私が説明したものとは違います。
(2)は、例えば石油会社の特約店が、あと少しのガソリンを石油元売りから購入すれば、購入単価が下がる場合、その特約店系列で販売しきれないものを、系列外のスタンドに安売りするものです。(スポットと言われるものです) よって、いつもあるとは限りません。
一方、私が説明したものは、バーターといい、石油元売り会社間で、物流コストを削減するために行っています。
どちらも品質に問題はありませんが、スポットを扱うスタンドに対して、元売りはあまり支援をしません。
輸入ガソリンにも触れていたので説明しますと、震災前までは日本ではガソリンが不足気味で、逆に重油が余っていました。 ですから中国などからガソリンを輸入したのですが、そのままでは日本国内で流通出来ない品質でしたので、製油所で精製しなおす必要がありました。
話はそれますが、ガソリンの輸入自由化になった当時、石油精製設備を持つ会社のみ、輸入が認められました。 要するに、石油元売り会社しか輸入できないことを意味します。 当然のように、石油会社を保護しているのではないかと報道されました。 先輩社員から聞いたのですが、輸入したガソリンは臭くて(硫黄分が多い)とてもそのままで売れる代物ではなかったそうです。
トルクに関してですが、ガソリンは様々な炭化水素の混合物であることはご存じだと思います。 その中で沸点の高い成分も含まれています。 灯油成分に近いものです。 これはトルクを上げることが目的ですが、パワー(馬力と解釈します)はエンジンの回転数にも依存しますので、どうなるか私は??です。
いずれにせよ、灯油をガソリンに混合することは、避けるべきと考えます。
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