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▼Terraさん:
>ヒーターは寒冷地仕様ではPTCヒーターがあってこれは電気を使いますがあくまで補助です(ウチのにもついていますがそんなに効果がないと感じています)。
おお、やっぱり毎年出てきますね、この話題。
昨年のスレッドアドレスはこちらです。
ttp://priusbbs.jonasun.com/c-board/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=43061;id=prius3x#atop
昨年投稿しましたが、寒冷地仕様でのPTCヒーターは「燃費かなり落ちますが」コールドスタート時に有効なことを確認しています。
(例えばシステムオン直後にODOリセット実施し、コールドスタートで10km走行時の表示燃費20km/L前後が、PTC条件を使うと18km/L以下になる)
外気温0度近辺でのコールドスタート時、PTC条件を整えずに低速で暖機運転しながら暖房ONしても、10分以上車内は極寒のままですが、PTC条件を整えて低速で暖機運転すると、5〜10分で車内はそれなりに暖まります。
(無論、すぐに水温が上がるような高負荷運転をすぐにすれば、暖房はその分早く効きますが、エンジン保護の面からお勧めできません)
昨年記載したPTC運転条件は一応合っていますが、一部訂正して再掲載します。
1.風速を手動で最大(多分5以上)にする。
(または、エンジンと室内が冷えている場合、フロントデフォッガーONスイッチを押しても風速最大となる)
2.温度設定:HI(32度の上)
3.エンジンが冷えている状態であること(不明だが、恐らく40度以下で、温度が低いほどPTCヒーターの通電本数が増えると思われる)
尚、消費電力はPTCヒーターは最大495W、プリウスのACオンは3000W(3kw)程度ですが、冷房はともかく、3kwの電気暖房(エアコン)は極寒の地では常時オンでも弱いと思います。
プリウス30型でもPTCヒーター併用で水温が下がってもエンジンONを回避できるように思いますが、PTCヒーターの熱量では、バッテリーを消費する割には目標とする室温にはいつまで経っても到達できず、吹き出し口だけが暖かい状態で推移するのだろうと推測します。特に、外気温が低ければ、よりその傾向は強まると思います。
また、結局のところ、バッテリーが無くなればエンジンONして充電が始まりますが、暖房でのエネルギー効率や速暖性は、エンジンの方が電気より良いと推測できます。
そうでなければ、より強力な電気暖房を搭載して、エンジンONを極力減らす設計にすると推測します。(まあそうは言っても、現実には大電流を流す回路や、暖房機器のコストも関係してくるとは思います)
他の方のレスも兼ねていますが、ついでなので電気自動車の暖房仕様は、検索してみると「DC350V、1.0〜4.7KW」という製品がありました。
ttp://www.kashing.co.jp/japanese/product.html
日産リーフの場合、通常車で4kw、寒冷地仕様車は5kwとなっていますが、ガソリン車並に暖かいという話題を見ることはありません。
また、電気自動車では暖房オンすると、走行可能距離が3分の2以下〜半分程度にななるようです。
今年の東京モーターショーで伺えたこととして、燃料電池車が時代の流れ、要求とコストダウンの両方面から、再起動したように思います。
燃料電池車なら、強力な発電力とクリーンなエネルギー、長い航続距離が確保できるということで、消費電力が多くなっても冷暖房は満足できる状態になると期待しています。
以下トヨタのサイトにある共同声明です。
ttp://www2.toyota.co.jp/jp/news/11/01/nt11_0106.html
2015年より5大都市から配備ということですが、その2世代後に価格、性能、安定した技術という枯れた要素が揃うと思うので、2025年頃から全国の人が使い始めるのでは無いかと思っています。
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