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▼太郎丸さん:
>PTCヒーター作動時にはエンジン音が負荷がかかっているような音(がんばっているような音)に変わる様です。
それは気のせいではないです、多分コンプレッサー動作音と思われます。(MAX3000W以上)
>この状態で、温度設定を確か28℃を境に上げるとエンジン音が付加音に変わってきます。
>で、その後28℃を境に下げていくと、エンジン音は元の音に変わります。
>この時、何度かやりましたが同じ結果で、28℃以上のままだと確かに温風の出だしがかなり早かったです。
28度に存在する閾値は・・・私はやってないので確認してませんが、その温度前後にコンプレッサー動作条件と、エアミックスダンパーの条件が混在していると推測しています。
>只今温度設定が23.5度にしていますので、暖かい空気になるのに、しばらくかかります。
経験上、暖気後に設定温度25度以下だとエアミックスダンパーが動作して、エンジン熱と外気/内気が混合され、ノーマルモード/エコモード問わず、ぬるい風ばかりになる印象がありますので、夏と同じように、なるべくエアミックスダンパーを動作させない条件でマメに空調をオン/オフさせるのが良いと考えています。
ここからは私が行っている冬場のエアミックスダンパー関係の余談ですが。
先日、エンジンが70度以上の暖気後に中負荷(60km、一定速、郊外走行)の条件で、マニュアルで
・ACオフ
・外気導入
・風向き足下&フロントデフォッガー
・温度設定MAX
・風量4
の設定で20〜30分走ると、後部の妻から「暑いから暖房切ってくれ」と言われました。その後、風量以外同じ設定で、オフ→風量2→オフという感じで、なるべくエアミックスダンパーを動作させないような設定で、エンジン廃熱のみを極力使う暖房としていました。
この時の区間燃費は30km/Lくらいですね。
短距離走&市街地走行&外気温0度前後、冬タイヤ(ミシュランX-ICE2、15インチ)、片道7km〜10kmぐらいを30分かけてストップアンドゴー多発の最悪条件だと。
PTCヒーター&ACオン、常時空調オンとなるMAX設定で、平均15km/Lぐらいです。
同じ条件で、シートヒーターのみ利用で空調を一切使わず、外気温0度前後のとき、平均ギリギリ20km/L(頑張れば23km/L程度)になります。
ただ、はっきり言って外気温が0度前後の天候曇りのとき、室内は息が白く、冷凍庫の中でじっとしているのに等しく、厳しい状態です。
相当な防寒装備(ダウンジャケット or スノボ上下着用)でも、メリノウールのソックス履いていても足先が冷えてきて、最悪の使用感です。
それがどこから大丈夫かと言うと、外気温5度ぐらいでも、太陽が出ていると室内も有る程度暖かく、息が白くならないときは、防寒対策していてシートヒーター使えば、30分経っても足が冷え切り最悪ということはなく、我慢できる範疇です。
ということで、私の結論は外気温0度で曇りの日は、迷わずMAX設定でPTCヒーターを使う条件で車内を速暖しよう!という感じですね。10分ほどすれば、軽微な防寒装備でも問題ないくらいの室温になるので。
その後は空調をオン/オフして気分で様子見、完全暖気後は廃熱がムダにならないようにACオフで有効活用するなりしたりする感じですね。
マイナス18度みたいな地域の方がプリウスは他車種より暖かいと言われるのは、寒冷地仕様だとPTCヒーターがあることと、MAX設定で暖気後は暖房効率が良いことに関係していると考えています。
寒冷地仕様でなくても、ノーマルモード&風量5以上&温度設定HI&60km/h以上のほぼエンジンが停止しない中負荷走行を15分継続すると、外気温0度付近でも完全暖気が完了しますので、システムオンから20分もすれば室内は暑いぐらいになると思いますが、どうでしょう。(それ以前に目的地に着く場合は、残念としか言えない気がします)
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