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▼ぷ〜さんさん:
タイヤの保管時の空気圧ですが、低すぎても、高すぎてもタイヤに負担やデメリットが出ると言われています。
保管時の理想は1kg/cm2ぐらいと言われています。
これは、ホイールとタイヤの密着力を弱めず、タイヤに負担をかけにくい空気圧だからという理由からです。
で、私自身は、そうしていません。
10年来、そうしていなくても、問題となったことはないです。(メーカー問わず)
なぜなら、スタッドレスを保管するのは4月〜11月の8ヶ月ぐらいです。
これが2〜3年に渡る保管なら、ある程度の影響も出るのでは無いかと思うのですが、1年未満なら特別なことは不要だと思っています。
ちなみに、プロに保管をお願いしても、理想と現実は違っていて、わざわざ空気圧を低めに調整することはしない場合が殆どです。
通常の空気圧である2kg/cm2前後は、高すぎず低すぎずの空気圧の範囲内だからです。1kg/cm2に低くして、保管中にさらに減ったり、低くすることで別の問題が起こったり、更には工数がかかるなど、デメリットを含む内容です。
ところで、走行が少なければ、ブリジストンのタイヤは経年劣化が少なく、減ってもそれなりの性能を維持できると思います。保管に気をつけるよりも、銘柄による性能差の方が遙かに大きいのが現実だと思います。
本題に戻ると、私は自分の車を人にやってもらったことが無く、ディーラー含む外注で頼んだことが無いのですが、毎年家の車を4台ほど作業するのが苦にならない内は、自分でやろうと思っています。
アドバイスとして、ガレージジャッキは失敗する場合がありますし、大きくて重いので、複数台を特段の技能や知識無くこなすなら、パンタジャッキの方が結果的に安全で確実です。
ちょっと高いですが、油圧のパンタジャッキがあると、ジャッキアップは楽で確実です。油圧のものは、安物買いの銭失いになる場合がありますので、10年来使えるそれなりの品質のものが望ましいと思います。数年前ならばカヤバのパンタジャッキですが、生産終了後の今、類似品質はマサダのパンタジャッキです。3年前に1万円ほどで購入しましたが、今のところ油圧抜けも無く、問題なく使えています。
電動インパクトもあると便利ですが、技術的なコツが要るので、経験者に実際に教えて貰い、習熟できる前提が無ければ、十時レンチが安全でそれなりに早く、確実と思います。
何も知らないまま使うと、スタッドボルトが痛むことが確実で、ボルトがかじったり、折れたりする原因となります。1年に1〜2台しか扱わない一般ドライバー向きでは無く、知識のあるユーザー向けですね。
コメリで買える100Vインパクトが、安い割に5年ほど使っていますが、壊れず、使い勝手が良いです。確か5000円ほどで、ネットで注文して店頭で受け取るシステムなので、送料が不要だったはずです。
安価な充電式や、12V電源のものは、すぐに壊れたり充電池が使えなくなったりするので、安物買いの銭失いとなる場合が殆どのようですね。
最後に、これは当たり前なのですが、トルクレンチでの締め付けは、必ず実施するべきだと思います。当たり前のこととする理由は、どの現場でもしていることだからですし、取説にも載っている重要な事項にもかかわらず、していない人が後を絶たないからです。
ボルトは締めすぎても、緩くても問題があるのですが、ガチガチに締めておけば良いと思い込んでいる人がいつでも一定率います。そういう人は、足で蹴って締めたりしますが、思い込みとは恐ろしい物です。
私は数年前に以下の物(BALのトルクレンチ)を確かセールで3000円弱で購入したのですが、これについては使用頻度が低いため、安物でも多分10年くらい使えるように思っています。
ttp://www.autobacs.com/shop/g/g4960169020591/
10年ぐらいしたら、機械的に誤差が出ると思いますので、安いから買い換えようと思っていますが、ケースに入れて保管していると全く錆びたり曇りが出ること無く、ピカピカのままですね・・・
常時トランクの中に入れてあります。
あと、空気圧ですが、私の場合複数台を連続して交換するので、その都度スタンド等に行くのも面倒ですし、後日に後回しにしたり、自分の車では無く家族の車だったりすると忘れるなどの危険性があったため、2年ほど前に重い腰を上げて以下の安物の12V電源の空気入れを買ってみました。
ttp://www.autobacs.com/shop/g/g4960169004966/
空気を入れるスピードは遅めで、やはり五月蠅いですが、レジャー用の空気入れとしての汎用性もあるので、壊れずに便利に使えていますので、お勧めです。
電源を繋がなくても、4本の空気圧のバラツキを見る程度には、正確性があります。また、業務用に校正された空気圧チェッカーとの誤差も見てみましたが、大幅に違うことは無かったです。
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