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OBD2とは
1996年以降アメリカで販売される車に義務つけられた点検用の規格である。
従来オンボードダイアグノーシスと呼ばれる自己診断機能があったが、その表示方法や点検コネクターは各メーカー独自のもので専用の機器や専門知識を必要とし一般ユーザーには手が届かなかった。
OBD2ではその点検コネクターや通信プロトコル、故障診断コード等を標準化した。
欧州では2001年からOBD2コネクターを装備することが義務つけられたが1996年頃からOBD2定義に盛り込まれた通信プロトコルが使われている車もある。
日本では2002年?からOBD2コネクターが付けられるようになった。
日本の場合2006年時点ではメーカー独自のプロトコルを使う車もあるが国際的にはほぼ標準化を終えたと言える。
この結果自己診断機能を使える汎用の機器が安価に発売されるようになり専門家でなくても容易に使える機器が増えた。
またそれらの中には単なる診断機にとどまらない機能を持つ製品もある。
OBD2ツールはいわゆるカーマニアでなくても、簡単に扱えて経済や安全、環境に役立つ製品も多い。
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