|
脳脊髄液減少症ではありませんが、頚椎のハイパー・モビリティーという症状があります。
これは交通事故の衝撃のよって生じる頚椎の椎間関節の過剰運動性によって発生します。
関節の支持組織が微細に伸張されると、そのために脊髄レベルで反射が起こり、その周囲の筋肉の緊張性が高まって起こります。
その際に発生する症状は、全体に元気が出ない・手足が痺れる・体力の極端な低下等々、通常の医学で説明できない症状が起きます。
頚椎のハイパー・モビリティーはこの病態を知る医師は日本にはほとんどいないので、このこと自体を病院・接骨院等で尋ねても、まともな答えは返ってこないと思います。
また、そのために治療されることはほとんどありません。(これは日本の医療の閉鎖性と後進性によるものです。はっきりいえば医師の不勉強です。)
アメリカでは交通事故の病態研究が進んでおり、また科学的に行われているので、アメリカの本を読まれたほうが解かり易いです。
ハイパー・モビリティーを治療できる人は日本ではほとんど見つからないため、もしそのようなことが出来る人に出会えたらものすごくラッキーです。
脳脊髄液減少症の確定診断はPETで行うと聞いています。
PETによって発見されたらブラッド・パッチですね。ブラッド・パッチも1回で必ず成功するとは聞いていないので、医師の腕の差が出そうです。
|
|