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▼ばはさん:
>▼夢中さん:
>▼童夢_蘭さん:
>杞憂かも知れませんが、気密状態の車内で使うと酸欠というかCO中毒に
>なったりしませんでしょうか。。。
結論から申し上げますと、炭カイロを一晩使用では酸素不足にはなりません。したがって酸素不足に起因する一酸化炭素も発生しません。
1時間あたりの酸素消費量については、人間ひとりの36gと比較して炭カイロ(カイロ灰)は2.7gであり8%の増加です。
燃焼に必要な酸素が減少するほど、反比例して一酸化炭素が大量に発生しはじめることから、車中の酸素濃度は、一晩で一酸化炭素が発生するまで低下しないからです。複数人が車内にいるほうが酸素不足に達する時間が短いですね。(さらに車内の床には空気穴があり、外気取り入れダクト経由で外気とのつながりがありますので車外から新鮮な空気の自然循環を考慮すれば安全側の考えができます。)
ハクキンカイロについては、計算しておりませんが、ベンジン(炭化水素)消費量が1時間当たり1cc(比重0.7)なので酸素消費量はカイロ灰の5〜6倍程度かなと思います。
しかしながら、暖房器具使用時の酸素消費量も考慮する必要があると認識させていただきました。ご指導ありがとうございます。
ペットボトルにお湯を入れて湯たんぽとして使用することもいいのですが、お湯を沸かす手間や燃料消費量、部分的にしか暖かくならないことを考慮すると、寒い時期の暖房には、扱いが簡単なカイロを選択してしまいます。
杞憂な部分は、練炭のことだと察しますが、
練炭は練炭コンロとの名称なので暖房器具でなく調理器具ですね。車内で調理器具を使用される場合は換気されるでしょう。
(数値の根拠)
人間は1日に600リットルの酸素が必要。酸素32gで22.4リットルですから600リットルは0.86kg。
1時間当たりは36gとなります。
カイロ灰 1本の重量は5gで総発熱量は40キロカロリー程度ですが、熱を逃がさないように使用するため5〜7時間熱を保ちます。炭素5gの燃焼に必要な酸素量は13.4g。
燃焼時間を5時間と仮定し、1時間あたり2.7gの酸素が必要です。(人間の8%)
ちなみに4号練炭 1個。
直径11.5cm、高さ12cm(4寸)重量約1300g、燃焼時間14時間程度です。4号練炭1個の燃焼費必要な酸素量は3465,6g
燃焼時間を14時間と仮定し、1時間あたり247.6gの酸素が必要です。(人間の688%)・・・7名乗車と同程度であり、酸素不足になりやすいですね。
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