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Re[12]: ハイブリッド(ガソリン)・ディーゼル
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□投稿者/ 大貫 172回-(2006/06/16(金) 19:45:37) [ID:qFPQLxkP] プリウスNHW-10型
| 2006/06/16(金) 20:34:02 編集(投稿者) 2006/06/16(金) 20:33:55 編集(投稿者)
ずいぶん視野が狭まっちゃってますね・・・
■No5023に返信(たなかさんの記事) > それは実用燃費比較などであって効率の話ではないです。
「実用効率」ですよ。エネルギーは仕事量です。発進から停止までに消費した燃料が「入力エネルギー」、移動した仕事量が「出力エネルギー」なのですから、刻々と変化する瞬間効率を積分したもので比較しなくては、輸送機械としての効率は判断できない。
ここまで説明しても「最良の効率」で比較することだけを論じるのであれば、私は何も言うことはないですね。
> その75%というのは単にバッテリー効率83%×モータ効率90%から出た最高効率の数字であって加減速など実走行の実験結果から出てきた数字ではないでしょ?
それを言ったら、プリウスの38%という数字だって加減速を伴わない走行のうち位置エネルギー分の差を求めただけのことでしょう。
まあ、いいですから、EVの効率が80%とか75%ではあり得ないという資料を示して下さいよ。たなかさんは「信用できない」と駄々をこねるばかりで、ご自分は「いいとここの程度でしょう」といった主観的コメントしか示されない。説得力がないですよ。
> まあ私がコメントした「総合で30%を切る」という話は当たっていたということです。 ・・・ > その当時にNHW-20型は出ていなかったのでは?
これを併せて読むと、要するにたなかさんは、私が示した資料のうちEVを低く評価した部分を取り上げて「それ見たことか」と言い、HVを低く評価した部分は「そのデータは古い」と切り捨てるわけですね。「EVは30%を切るのではないか」「ディーゼルHVはせいぜい35%がいいところ」を裏付けた資料だと言いながら、「ガソリンHVの効率も25%に過ぎない」というところは無視する。
HVが進歩していることを言い出せば、電気だって進歩している。さきほどの計算では発電効率を40%弱と見積もっていますが、実際には既に平均で40%以上、実用化された最高のもので50%を達成している。発電効率50%なら、仮にEVの効率が70%でも総合効率33%です。
また、わかりやすいように燃料電池+スターリングエンジンによる発電を例示しましたが、実用化されているコジェネレーションシステムの総合効率は70%前後に達しています。これは「将来」でも「非現実」でもなく「現在の現実」です。
追記: 調べてみたところ、トヨタが公表しているプリウスの車両効率37%というのは、10・15モードでの数値ですね。そもそもこの数字が「最良効率」ではなく「ある走行パターンでの平均効率」なのですから、ピュアな最良効率の話をしているのはたなかさんだけです。
環境研が出した25%程度の数字の根拠は、時期的に見ておそらくこれでしょう。 http://www.toyota.co.jp/jp/environmental_rep/02/pdf/p17-18.pdf
よって、車両効率が38%であれば、総合効率は33%程度ということになります。ただし10・15モードの話です。
これらの数字を総合すると、最新のHVも、最新の発電所とEVの組み合わせも、総合効率は30%程度に達している。一方、FCVも同程度であり、現時点ではFCVはHVやEVに対して効率が良いとは言えない、といったところではないでしょうか。
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