Page 1521 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼暖気について 朝は寒い 06/12/21(木) 22:55 ┣Re(1):暖気について のぶ@和泉の黒プリ 06/12/22(金) 0:06 ┃ ┣Re(2):暖気について 中影(あかかげ) 06/12/22(金) 1:05 ┃ ┃ ┣Re(3):暖気について たなか 06/12/22(金) 8:58 ┃ ┃ ┣Re(3):暖気について 錯乱坊 06/12/22(金) 17:56 ┃ ┃ ┗Re(3):暖気について まぐのん 06/12/27(水) 0:11 ┃ ┃ ┗Re(4):暖気について 中影(あかかげ) 06/12/28(木) 2:04 ┃ ┃ ┗Re(5):暖気について まぐのん 06/12/28(木) 9:32 ┃ ┗暖気延長 マリモのパパ 06/12/22(金) 21:35 ┗Re(1):暖気について とし@茨城 06/12/22(金) 23:34 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 暖気について ■名前 : 朝は寒い ■日付 : 06/12/21(木) 22:55 -------------------------------------------------------------------------
最近朝仕事に行くときエンジンかけて3秒後に発進している状態です。友人からできるだけ暖気して発進したほうが良いと言われたのですが、プリウスには温度計が装着されていないのでどれくらい暖気して発進すればいいか分かりません。なので 暖気時間を教えてください。(おおよそでいいです。)あとデジタル油温計とかの装着も考えています。 |
▼朝は寒いさん: はじめまして。 プリウスの暖機は、エンジンが冷えている時にはシステムオンして十数秒後に暖機が始まります。 システムオンした後にアクセルを踏んでも暖機が始まりますが、 そこから56秒間は何をしても暖機になります。 この56秒間で水温が40℃以上になればその時点でエンジンはストップし、暖機は終了です。 (厳密には「半ハイブリッド状態」がなくならない限り暖機は終わってないことになりますが) しかし、この寒い時期だと56秒の間に水温40℃には達しません。 今年は温かい(昼間は12℃くらい)大阪でも、56秒後の水温は35℃くらいです。 56秒後たっても暖機が終わらない場合は「暖機延長モード」に入るのですが、 ここからはEVボタンを押すと暖機を「一時中断」できます。 燃費○○○と言われる人種(?)は、それを応用して走りながら暖機を終了させるのですが、 (俺もそうしてます) そこまでする必要がないのなら、もう約十数秒待てば暖機は終わります。 ちなみに、俺は水温計や回転計を装着しているので、 「そろそろ40℃やな」とかいう温度の変化がわかるのですが、 56秒の暖機後、「延長モード」に入る時、回転数がびみょーに上がっています。 (最初の暖機は1280回転、その後はいったん1180回転くらいに下がって、1320回転くらいになります) よーく聞いたらエンジン音が違うので、そこで「暖機延長モード」に入ったな、ということが耳でも確認できます。 なお、暖機中はアクセルを踏んでもエンジンの動力が伝わらないので、 エンジンがかかっていてもモーター走行になって(EVモードと同じ)、 バッテリーをかなり消費します。 |
▼のぶ@和泉の黒プリさん: >▼朝は寒いさん: > >[引用の本文は省略](^^; > 「燃費を向上させる目的」であれば、のぶさんが書かれた方法でokです。 朝は寒いさんの質問の意図が、機械的な(エンジン系統の)保護という観点であれば、 (1) あくまでも、完全に暖機終了してから走行した方が良い。 (古典的、伝統的な考え方。 お友達は、この考え方でしょうか?) (2) 暖機せずに、いきなり走り出しても大丈夫。 (機械加工精度が向上したことなどの理由で、寿命に大きな影響は与えないという、最近の考え方。) (3) 最低限度(十数秒程度)、潤滑油が各部に行き渡るのを待ってから走り出す。 (中間的な考え方。) があります。 どれを信じる(採用する)かは、「あなた次第」かな? 今の私は、(2) です。 特に、プリウスの場合は、のぶさんが書いているように、最初の56秒間はエンジンのトルクは発電機にのみ伝達されて、タイヤの駆動には(機械的には)伝達されない。 よって、(低速で)走行してもしなくても、エンジンの負荷に変わりはないから。 ※1.「トルク伝達」云々は、別スレの「百式プリ@愛知」さんや「たなか」さん達からツッコミが来そうですが、他に上手い表現が思い付かなかったので、上記表現としています。 m(_ _)m ※2.燃費に関しては、「暖機充電」という考え方もあります。 56秒間は、バッテリの放電を極力抑える目的で、とにかくジッと我慢する。 発進して1分以内に幹線道路など、50〜60km/hまで加速しなければならない環境であれば、こちらをお奨めします。 ところで、錯乱坊さんは(3) かな? |
▼中影(あかかげ)さん: 「引用略」 優等生的コメントですね。 それは普通の車に対しては◎、プリウスに対しては普通の走り出しに於いて(2)や(3)の区別はありません。 |
▼中影(あかかげ)さん: お呼びでしょうか〜?^^; >ところで、錯乱坊さんは(3) かな? (2)ですね。 たなかさんの通り、プリウスには(2)と(3)の区別はないでしょう。 |
皆様始めまして。暖機運転について以前から疑問に思っていたことがありますので、同じ20型にお乗りの皆様のご意見をお聞きしたく書き込みいたします。 暖機運転をする(しない)理由については、中影さんのご説明の(1)から(3)でかなり明快になりましたが、もう一つ。バッテリー寿命への影響についてはどの様に考えればよいのでしょうか? プリウスのバッテリーは、初代からNi-MH(ニッケル-金属水素化物系)となっています。この種のバッテリーには確かメモリ効果があるため、完全な充放電サイクルを繰り返した方が、充電容量のサイクル劣化を防ぐことが出来るのではないかと考えます。つまり、一度完全に充電してから使い始め、使い始めたら使い切る方がバッテリー寿命が延びる。これが正しいとすれば、停車中に暖気をしっかりやった方がバッテリーには優しいのかなと思った次第です。 如何でしょうか? |
▼まぐのんさん: >プリウスのバッテリーは、初代からNi-MH(ニッケル-金属水素化物系)となっています。 ということは、補機バッテリ(=鉛蓄電池)ではなく、HV(Hybrid Vehicle)バッテリを指しておられますね。 プリウスのHVバッテリは、「腹八分目制御」することで、過酷な充放電サイクルで短命になることを避けているようです。 具体的には、全容量の60%付近を目標値として、40%〜80%程度の範囲内でしか充放電をさせない、ということです。 これにより、バッテリのライフサイクルを車の寿命に近付けている。 言い換えると、初期型(10型)のように、トヨタが無償でバッテリ交換を継続するようなことは、11型以降行われていない(行う必要が無くなった)、ということです。 体積の割りに、見かけの容量が小さいのと同じことなので、ちょっと勿体無いと思われるかもしれませんが、もしも、家電用の電池みたいにフル充電〜完全放電のようなことをやったら、1年と持たずにバッテリ交換の憂き目に合いそうです。 どちらが経済的か、お解かりですね。 |
▼中影(あかかげ)さん: 早速のお返事、ありがとうございました。 >プリウスのHVバッテリは、「腹八分目制御」することで、過酷な充放電サイクルで短命になることを避けているようです。 なるほど。目から鱗です。 勉強不足で、二次電池のメモリ効果とサイクル寿命を混同していました。ウィキペディアで「メモリー効果」をさがすと、詳しい説明が出てきました。残容量の検出に放電電圧を用いる安物のモバイル製品ばかり使っていたので、プリウスのようなインバータ制御の高級なシステムが電池の放電電圧降下の影響を受けず、Ni-MHの欠点であるメモリ効果を気にしなくても良いことに気づいていませんでした。完全充放電サイクルは、メモリ効果を避けるのには有効でも、二次電池としてのサイクル寿命を縮めてしまうんですね。だから、「腹八分目制御」。さすがトヨタさん。 すこしトピずれしてしまいましたが、本題の暖気運転の話にもどりますと、HVバッテリの寿命の観点からは、暖気の有無はあまり関係なさそうですね(長期間始動せずにバッテリ残量が極端に低い場合を除いて)。 |
こんばんは のぶ@和泉の黒プリさん 補足です、寒冷地では暖気運転終了まで3分近くかかる場合があります。 こうなると56秒+αでは有りません。今度マイナス10度くらいでデータを取ってみようと思って言います。 |
こんばんは、朝は寒いさん: >最近朝仕事に行くときエンジンかけて3秒後に発進している状態です。友人からできるだけ暖気して発進したほうが良いと言われたのですが、プリウスには温度計が装着されていないのでどれくらい暖気して発進すればいいか分かりません。なので >暖気時間を教えてください。(おおよそでいいです。)あとデジタル油温計とかの装着も考えています。 僕は、暖機をするならエンジンだけでなく、エンジン以外のミッションや駆動系 などもすべきと思っておりますので、走りながらの暖機を実践しています。 単純に燃費を稼ぐためと言うなら別でしょうが(詳しくはわからないので 他の方にゆずります)、機械を保護すると言う意味では、エンジンだけでは片手落ち、 いくらエンジンだけが暖まっても、他の駆動系は冷えたままなんですから。 まぁ、今の車は暖機何かしなくても壊れることは無いでしょうが、最初の数キロ、 5分くらいは急発進など急の付くものは避けるようにしています。 鰯の頭も信心から、僕は走りながら暖機の信者なので、燃費が悪化しようが、 他の人から反論が来ようが、しばらくはこのスタイルを貫くつもりです。 その一方で、朝は寒いさんや他の人にこの方法を押しつけるつもりは毛頭ありません、 皆さんの意見を参考に自分なりの暖機方法を見つけて下さいね。 |