Page 215 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼久しぶりの内山田さん えむ(Longfield) 07/7/24(火) 10:07 ┣[投稿者削除] ┃ ┗Re(2):久しぶりの内山田さん Bow 07/7/24(火) 18:32 ┃ ┗[投稿者削除] ┃ ┣Re(4):久しぶりの内山田さん omiidon 07/7/24(火) 20:12 ┃ ┃ ┣[投稿者削除] ┃ ┃ ┃ ┗Re(6):久しぶりの内山田さん omiidon 07/7/24(火) 21:59 ┃ ┃ ┗プリウスのピストンリング 百式プリ@愛知 07/7/25(水) 21:39 ┃ ┃ ┗Re(1):プリウスのピストンリング omiidon 07/7/25(水) 22:37 ┃ ┗Re(4):久しぶりの内山田さん 茶打 07/7/24(火) 22:06 ┃ ┗[投稿者削除] ┃ ┗Re(6):久しぶりの内山田さん ドラエもん@大阪 07/7/25(水) 4:54 ┃ ┗Re(7):久しぶりの内山田さん Bow 07/7/25(水) 18:25 ┣Re(1):久しぶりの内山田さん ドラエもん@大阪 07/7/24(火) 17:30 ┗ここにも内山田さん Shala 07/7/26(木) 13:33 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 久しぶりの内山田さん ■名前 : えむ(Longfield) ■日付 : 07/7/24(火) 10:07 -------------------------------------------------------------------------
久しぶりに内山田さんの会見の記事が出てました。 http://response.jp/issue/2007/0723/article97195_1.html ますますのご活躍を期待いたします。 |
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▼あの〜さん:こんにちは。Bowです。 >トヨタ生産方式、徹底的に在庫を少なくする、ということは部品会社、 >そのまた子会社、孫会社に在庫負担をかけるということとも言えます。 部品メーカーも在庫を持たない(在庫負担をかけない)ように、 徹底的に取り組んでいたからこそ、 今回震災直後から各自動車メーカーの操業が停止したんですよね。 もし部品メーカーが、在庫を持たないと発注先に部品供給出来ないとしたら、 そうなる前に在庫を持たなくても済むような生産体制を整えるべきです。 >全国知事会代表の麻生福岡県知事も今日午前中の記者会見で >「自然災害に備え、リスク分散(部品調達先の複数化)など生産体制の見直しが必要では」と言っていました。 確かに在庫は持たないとしても、調達先の複数化などは必要かもしれませんね。 わたしの勤務する会社も、今回の震災で部品メーカーが被災して、 もう少しで生産が停止するところでした。 |
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▼あの〜さん:こんばんは。 今朝の新聞では自動車メーカーの一部生産再開が報じられていましたが、プリウスはかなり遅れていくようですね。これはやっぱりプリウスのピストンリングが、リケンの特別な技術で作られているのでしょうか。。。 2007/7/24産経新聞・朝刊より引用【世界的に需要が高まっているハイブリッド車「プリウス」を生産している堤工場(愛知県豊田市)などは操業停止が続く。これはプリウス用の部品供給が完全に復旧しない現状では、「ノア」「ヴォクシー」も生産するトヨタ車体の富士松工場に集中させるため。再開にあたって、生産の集中による効率性にも配慮した。】 2007/7/24産経新聞・夕刊より引用【19日夕からグループ28工場の操業を止めていたトヨタは、部品調達のめどがたった元町工場(愛知県豊田市)で操業を開始した。ただ、堤工場(同)など5工場は24日も操業休止。】 トヨタHPのTHSII・エンジンの解説より引用(ttp://www.toyota.co.jp/jp/tech/environment/ths2/engine.html(アタマh抜き) 【出力向上 : 従来型の最高回転数4,500rpmを5,000rpmにアップし、出力を向上させました。運動部品の軽量化、ピストンリングの低張力化、バルブスプリング力を弱めることなどにより摩擦損失を低減したうえ500rpmアップしたことで、発電機の高回転化と合わせ加速時の駆動力アップとさらなる低燃費化を図っています。 】 と記載されています。 プリウスのエンジンだけではないかも知れませんが、(またリケン製かは不明ですが)ピストンリングも開発段階から特別なものなのかなと想像しています。 ワタシは、たまたま6月にトヨタ元町工場を見学してきたのですが、今日の夕刊に元町工場従業員の方の言葉 「・・・今後は休日も出なくては・・・」とあり、地震はほんとにたくさんの人々に影響を及ぼしているんですね。 あの〜さんも、お疲れさまでした。住宅の明暗など、人ごとではなく・・・今後の参考にさせていただきたいと思いました。 |
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▼あの〜さん: >「たかがリングされどリング」と改めて思いました。 >また日本国内にリケンのような高度の技術を持つ企業が存在していることを誇りに思います。http://www.riken.co.jp/piston/index.html ありがとうございます。 ほんとそうですね、日本国内に存在すること、ワタシも誇りに思います。 > これはやっぱりプリウスのピストンリングが、リケンの特別な技術で作られているのでしょうか。。。 自分のコメントを読み返してみて、これはワタシの、ちょっと思い込みすぎかなと思いました。プリウスだけとは限らないでしょうから。 > 再開にあたって、生産の集中による効率性にも配慮した。 これが一番の理由かな〜(^^ゞ なお同じ新聞(本日朝刊)に、内山田さんのコメントがありました。 以下引用【 (記事は、過去の災害復旧に比べて、かなりスムーズに状況を改善させることができたことを受けて) ただ、今回の地震がトヨタに突きつけた課題は、解決されたわけではない。例えば、トヨタの生産拠点は愛知県内に集中しているが、この地域が災害に見舞われた場合の危機回避策が十分にとられているとはいえないからだ。トヨタもこうした問題意識を持ち、生産拠点が特定地域に集中している部品をリストアップ。「一部の生産拠点を北海道に移すなどの対策を取り始めている」(内山田副社長)という。】 こういった対策は考えてはおられるようですね。 なお、友人が納車待ちなんですが、「トヨタさん、プリウス遅れますと言ってきました」と、 たまたま、さきほどメールをもらいました。 前は8月中ごろと言ってたんですが、今日は、「盆明けになりそうです」と・・・ え?! あんまり変わらんやん(笑。 |
omiidonさん、こんばんは。 (ご無沙汰しております) プリウスのピストンリングについてちょっとマニアックな内容ですが、ご容赦を・・・ ▼omiidonさん: > プリウスのエンジンだけではないかも知れませんが、(またリケン製かは不明ですが) > ピストンリングも開発段階から特別なものなのかなと想像しています。 7/20の朝日新聞 には、 「被災したリケンが、エンジン部品(ピストンリング)を全量供給していたのはプリウス」 と記載がありましたね。 そのプリウスのピストンリングですが、プリウス新型車解説書によれば、 「量産4輪世界初の0.8mm幅のトップリングを採用」 と記述があります。 ピストンリングは各ピストンにそれぞれ3本 (トップリング、セカンドリング、オイルリング)付いています。 ピストンリングはピストンとシリンダ(ライナー)の間に挟まり、 ・気密性の確保 ・オイル量のコントロール ・ピストン熱のシリンダ壁への熱伝導 などの役割を担います。 ピストンリングは、自身のばねの力でシリンダ壁に押し付けられていますので、 その部分で摩擦損失が発生します。 ◆低張力の必要性 プリウスの記述ではありませんが、 一般的なガソリンエンジンの場合で、全摩擦損失のうち、ピストン系の摩擦が22〜35%を占め、 そのうち、ピストンリングとシリンダ壁の摩擦は約60%を占めるそうです。 ですから、摩擦損失低減による燃費向上としては、ピストンリングが押し付けられる力を小さくする(低張力化)。 仮に、3本のリングの合計張力を36%減らすと、2000rpm時の摩擦損失を2.9%低減できるとの記述があります (以上、トライポロジー ジャ−ナル 1994 vol27 より) ◆低張力化と薄幅化 適切な油膜を形成するには、適当な圧力が必要です。 そのため、低張力化するなら 接触面積も小さくなるように薄幅化が必要です。 上記のように、プリウスのトップリングは0.8mm幅 と世界トップレベルです。 これは超薄幅といえるくらいで、2003年当時では、1.0〜1.2mmがまだ主流でした。 (たぶん、現在でも0.8mm幅は世界的にも少ない) またプリウスのオイルリングは2ピース構造の1.5mm幅との記載があります。 これも2003年当時では、2〜3mm幅が主流で、構造も3ピース構造のものが多かったようです。 (上記データは 日経ものづくり 2007/3号を参照) その断面形状は微妙な曲面で、高い加工精度が要求されますし、 表面処理にもいろんな技術が入っているようです。 直径 74mm、幅0.8mm〜1.5mmのリングですが、 プリウスのピストンリング、高度な技術が積み込まれているようです。 (長文失礼しました) |
▼百式プリ@愛知さん:こんばんは。 >omiidonさん、こんばんは。 >(ご無沙汰しております) こちらこそごふさたで〜す(^o^)丿 >プリウスのピストンリングについてちょっとマニアックな内容ですが、ご容赦を・・・ いやいや〜待ってましてん(笑。 >▼omiidonさん: >> プリウスのエンジンだけではないかも知れませんが、(またリケン製かは不明ですが) >> ピストンリングも開発段階から特別なものなのかなと想像しています。 > >7/20の朝日新聞 には、 >「被災したリケンが、エンジン部品(ピストンリング)を全量供給していたのはプリウス」 >と記載がありましたね。 (^^♪そうでしたか、ありがとうございます。納車待ちの友人にも教えてやろっと。。。 >そのプリウスのピストンリングですが、プリウス新型車解説書によれば、 >「量産4輪世界初の0.8mm幅のトップリングを採用」 >と記述があります。 おお〜量産4輪世界初ですか。そりゃすごい。 >◆低張力化と薄幅化 >適切な油膜を形成するには、適当な圧力が必要です。 >そのため、低張力化するなら 接触面積も小さくなるように薄幅化が必要です。 > >上記のように、プリウスのトップリングは0.8mm幅 と世界トップレベルです。 >これは超薄幅といえるくらいで、2003年当時では、1.0〜1.2mmがまだ主流でした。 >(たぶん、現在でも0.8mm幅は世界的にも少ない) > >またプリウスのオイルリングは2ピース構造の1.5mm幅との記載があります。 >これも2003年当時では、2〜3mm幅が主流で、構造も3ピース構造のものが多かったようです。 >(上記データは 日経ものづくり 2007/3号を参照) トップリングもオイルリングも低張力・超薄幅化されているのですね。 >その断面形状は微妙な曲面で、高い加工精度が要求されますし、 >表面処理にもいろんな技術が入っているようです。 > >直径 74mm、幅0.8mm〜1.5mmのリングですが、 >プリウスのピストンリング、高度な技術が積み込まれているようです。 いや〜ご解説ありがとうございます。新聞に【プリウス用の部品供給が完全に復旧しない現状では・・・】とあったのは、このことを指していたのかも知れませんね。 プリウスのエンジンをどれだけ停止させられるか、な〜んてばかり考えてんと、エンジンも等速巡航で、使いたくなってきます(^^ゞ |
▼あの〜さん: こんばんは、群馬の茶打です♪ >>確かに在庫は持たないとしても、調達先の複数化などは必要かもしれませんね。 > >高度の技術水準が必要な自動車部品は国内だけでなく世界市場でも >寡占化がかなり進んでいるはずなので、 >調達先の複数化は、実際には容易ではないと思います。 >しかし世界に冠たる?地震大国=ニッポンの国内で自動車生産を維持するためには >たとえコストが高くなってもリスク分散が必要だということは、今回の地震を契機に製造業で真剣に受け止められているのでは。当然ながら国際分業も選択肢にあったとしても、輸送コスト・時間を考えると実現はさらに厳しいかと。 もし複数の企業に担当させるのが難しければ、 同一企業の第2工場を別地域で稼動させるのも手でしょうね。 もちろんコストはかかるでしょうから、 自動車メーカーからの出資なども必要かもしれませんけど。 |
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▼あの〜さん: >▼茶打さん: >>▼あの〜さん:こんばんは、群馬の茶打です♪ > >今晩は、茶打(ティーダ)さん > >>もし複数の企業に担当させるのが難しければ、 >>同一企業の第2工場を別地域で稼動させるのも手でしょうね。 >>もちろんコストはかかるでしょうから、 >>自動車メーカーからの出資なども必要かもしれませんけど。 > >この点について、トヨタ首脳陣は「中核部品については、仕入れ先(部品メーカー)に分散して作ってもらうようお願いする」との方針を示したのですが、 >現実には「コストダウンを常に突きつけられる部品メーカーは経営体力が弱く、現実には工場の分散立地は難しいところが多いとみられる」との判断に同調します。 >(引用先http://www.asahi.com/special/070716/TKY200707230646.html) 私もそう思います。少ない利益の中からリスク分散を目的に新工場をぶったてる 経営判断は難しいでしようね。末端の発注先ほど部品点数は少なくなって くると思うので、多少の在庫を抱えたほうがいいと思います。 これまで無理、無駄を徹底排除してきた結果、多くのリストラがおこり失業を 加速させ、自殺も増えた。雇用のために多少の無駄をしてもらわないと・・・ というのが私の本音です。 話は変わりますが、亡き女房はバーゲンセールがあるとせっせと不要なものまで 買い込んできて家の中は無駄な品物がいっぱい、ITによる効率化なんてのが 私の本業だったので、定年後は無駄の排除、シンプルライフを目的に ”JUST IN TIME”な品揃えを目指して、家の中を徹底整理してきました、 ようやく整理でき家の中はすっきりしてきましたが、シャンプーがなくなると 在庫補充に車で買い物したりしてます、しかし最近はやることがなくなってきて 家庭内失業中。多少の無駄もあったほうがいいのかな???? むろんメーカー各社は家庭とは部品数のスケールがまったく違うので、無駄は徹底 排除すべきでしようが、今回の天災を教訓に”あるべき無駄”を考えて欲しい ですねえ(これは経営者の仕事かな)。 |
▼ドラエもん@大阪さん:こんにちは。Bowです。 >末端の発注先ほど部品点数は少なくなってくると思うので、 >多少の在庫を抱えたほうがいいと思います。 > 細かく説明すると長くなるので割愛しますが、 在庫は「ムダ」以外の何物でもありません。 どこまで考えたって、「ムダ」です。さまざまな理由から。 どれだけ在庫を持ったところで、結局は毎日発注元の必要な分を 納品するだけのことですから。中間に在庫があろうと無かろうと。 床の上にただ置かれただけのものは、 なんの生産性も生み出しません。 |
▼えむ(Longfield)さん: ネタ提供ありがとうございます >久しぶりに内山田さんの会見の記事が出てました。 > >http://response.jp/issue/2007/0723/article97195_1.html 記事の中に「筋肉質」というのがありましたが、 プリウスも無駄のない「筋肉質」な、それでいて 優しい女性的なデザインだなあと思いましたね。 そして神戸、そしてプリウス♪ 私もクールファイブを連想してしまいますね。 |
▼えむ(Longfield)さん: >久しぶりに内山田さんの会見の記事が出てました。 > >http://response.jp/issue/2007/0723/article97195_1.html > >ますますのご活躍を期待いたします。 内山田さんは THSクロニクルにも出演していますね。 http://response.jp/feature/sp/toyota-THS/act2/01/index.html 初代、発売時の反響など語られています。 一文を引用: 「感激したのは実車を見られない段階でも多くの注文を頂いたことでした。 97年の10月に「生産開始と発売は12月」と記者発表したのですが、 その間に実車を見ずにカタログだけで注文されたお客様がおられたのです。 そうした方々が、当社のハイブリッド技術を育て、今日に至ったのだと 感謝しています。」 まさに、プリウスマニアの住民のことですね。 #内山田さんが、このサイトのオフ会に参加されたのが、98年12月 #プリウスが発売されて9年余り、サイトの歴史を感じます。 おまけ 「プリウスはかくしてつくられる」 http://response.jp/feature/sp/toyota-THS/act2/05/index.html |