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 ▼これからはディーゼルか?  ラオウ 07/6/6(水) 23:31
   ┣Re(1):これからはディーゼルか?  たなか 07/6/7(木) 10:26
   ┣Re(1):これからはディーゼルか?  クワトロ・バジーナ 07/6/7(木) 11:37
   ┃  ┣Re(2):これからはディーゼルか?  アミン 07/6/7(木) 17:02
   ┃  ┃  ┗Re(3):これからはディーゼルか?  あの〜 07/6/7(木) 23:10
   ┃  ┃     ┗Re(4):これからはディーゼルか?  ギーレ 07/6/8(金) 10:51
   ┃  ┗Re(2):これからはディーゼルか?  あつし 07/6/9(土) 0:58
   ┃     ┗Re(3):これからはディーゼルか?  クワトロ・バジーナ 07/6/9(土) 22:55
   ┣Re(1):これからはディーゼルか?  健 07/6/7(木) 12:44
   ┃  ┗Re(2):これからはディーゼルか?  健 07/6/8(金) 11:10
   ┃     ┗Re(3):これからはディーゼルか?  ドラエもん@大阪 07/6/8(金) 11:38
   ┃        ┗Re(4):これからはディーゼルか?  健 07/6/8(金) 12:31
   ┃           ┗Re(5):これからはディーゼルか?  ギーレ 07/6/8(金) 13:59
   ┃              ┗Re(6):これからはディーゼルか?  健 07/6/8(金) 15:06
   ┃                 ┗Re(7):これからはディーゼルか?  さるぱ 07/6/8(金) 19:11
   ┃                    ┣Re(8):これからはディーゼルか?  たなか 07/6/8(金) 21:24
   ┃                    ┣Re(8):これからはディーゼルか?  あの〜 07/6/8(金) 21:25
   ┃                    ┃  ┗Re(9):これからはディーゼルか?  たなか 07/6/8(金) 21:40
   ┃                    ┃     ┗Re(10):これからはディーゼルか?  あの〜 07/6/8(金) 21:51
   ┃                    ┗Re(8):これからはディーゼルか?  健 07/6/9(土) 21:42
   ┃                       ┣Re(9):これからはディーゼルか?  たなか 07/6/10(日) 2:19
   ┃                       ┃  ┗Re(10):これからはディーゼルか?  健 07/6/10(日) 17:35
   ┃                       ┃     ┗Re(11):これからはディーゼルか?  たなか 07/6/10(日) 23:06
   ┃                       ┃        ┗温暖化と降水量の変化  さるぱ 07/6/11(月) 0:33
   ┃                       ┣Re(9):これからはディーゼルか?  あの〜 07/6/10(日) 8:39
   ┃                       ┗地球温暖化とプリウス  さるぱ 07/6/11(月) 0:20
   ┃                          ┣Re(1):地球温暖化とプリウス  百式プリ@愛知 07/6/11(月) 0:50
   ┃                          ┃  ┣Re(2):地球温暖化とプリウス  健 07/6/11(月) 9:37
   ┃                          ┃  ┃  ┣Re(3):地球温暖化とプリウス  健 07/6/11(月) 10:42
   ┃                          ┃  ┃  ┃  ┗Re(4):地球温暖化とプリウス  健 07/6/11(月) 10:51
   ┃                          ┃  ┃  ┗[投稿者削除]   
   ┃                          ┃  ┃     ┗Re(4):地球温暖化とプリウス  健 07/6/11(月) 13:19
   ┃                          ┃  ┗Re(2):地球温暖化とプリウス  さるぱ 07/6/11(月) 20:19
   ┃                          ┃     ┗Re(3):地球温暖化とプリウス  百式プリ@愛知 07/6/11(月) 21:12
   ┃                          ┃        ┗Re(4):地球温暖化とプリウス  健 07/6/12(火) 9:55
   ┃                          ┃           ┣Re(5):地球温暖化とプリウス  RZ 07/6/12(火) 14:01
   ┃                          ┃           ┃  ┗Re(6):地球温暖化とプリウス  健 07/6/12(火) 14:40
   ┃                          ┃           ┗Re(5):地球温暖化とプリウス  ギーレ 07/6/12(火) 15:47
   ┃                          ┃              ┣Re(6):地球温暖化とプリウス  健 07/6/12(火) 16:17
   ┃                          ┃              ┣Re(6):地球温暖化とプリウス  健 07/6/12(火) 16:37
   ┃                          ┃              ┃  ┗Re(7):地球温暖化とプリウス  ギーレ 07/6/15(金) 11:17
   ┃                          ┃              ┃     ┗Re(8):地球温暖化とプリウス  健 07/6/15(金) 14:58
   ┃                          ┃              ┣Re(6):地球温暖化とプリウス  RZ 07/6/12(火) 17:10
   ┃                          ┃              ┃  ┗Re(7):地球温暖化とプリウス  健 07/6/13(水) 9:51
   ┃                          ┃              ┗プリウス(HV車)のCO2エミッション試算  さるぱ 07/6/12(火) 17:35
   ┃                          ┗Re(1):地球温暖化とプリウス  健 07/6/11(月) 8:40
   ┗サステイナブル・モビリティ  百式プリ@愛知 07/6/11(月) 21:18
      ┗Re(1):サステイナブル・モビリティ  RZ 07/6/13(水) 14:26
         ┗Re(2):サステイナブル・モビリティ  たなか 07/6/13(水) 15:18
            ┣Re(3):サステイナブル・モビリティ  RZ 07/6/14(木) 10:09
            ┃  ┗Re(4):サステイナブル・モビリティ  たなか 07/6/15(金) 9:42
            ┗環境省の動向  たなか 07/6/15(金) 21:59
               ┗Re(1):環境省の動向  RZ 07/6/16(土) 16:06
                  ┗Re(2):環境省の動向  たなか 07/6/16(土) 16:24
                     ┗Re(3):環境省の動向  RZ 07/6/16(土) 17:16
                        ┣Re(4):環境省の動向  たなか 07/6/16(土) 20:15
                        ┗Re(4):環境省の動向  AB 07/6/17(日) 0:10

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 ■題名 : これからはディーゼルか?
 ■名前 : ラオウ
 ■日付 : 07/6/6(水) 23:31
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    先日テレビで見ましたがヨーロッパではユーザーが温暖化対策を考慮してCO2排出量が少ないディーゼルエンジン搭載車を選択することが多く、新車登録の40%以上に昇るらしいことを言っていました。
 VWではディーゼルエンジンで26.5km/Lの燃費を叩き出す車を発売するそうです。
 あさはかな記憶なので詳しいことはご存じの方におまかせしますが、はたしてこれからの時代ガソリン使用のプリウスが一番環境に良い車なのか?またディーゼルのハイブリッドが開発されないか?
 今はプリウスが環境に一番だとユーザーとして優越感を持っておりますが、近い将来システムから全く変わるのではないかという気がしています。
 どうなのでしょうか?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):これからはディーゼルか?  ■名前 : たなか  ■日付 : 07/6/7(木) 10:26  -------------------------------------------------------------------------
   排気ガス成分はCO2だけではありません。
NOxやPMにも注目すべきでしょう。
特にPM2.5微少粒子は既存のディーゼル排ガス微粒子除去装置(DPF)を素通りするので大問題です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):これからはディーゼルか?  ■名前 : クワトロ・バジーナ  ■日付 : 07/6/7(木) 11:37  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ラオウさん:
> 先日テレビで見ましたがヨーロッパではユーザーが温暖化対策を考慮してCO2排出量が少ないディーゼルエンジン搭載車を選択することが多く、新車登録の40%以上に昇るらしいことを言っていました。

日本と欧州では排ガス規制の概念が違うからね・・・。それと,年間走行距離が比較にならないほど多いからね。価格が安くて燃費の良いディーゼルが好まれるのは当たり前。

> VWではディーゼルエンジンで26.5km/Lの燃費を叩き出す車を発売するそうです。
> あさはかな記憶なので詳しいことはご存じの方におまかせしますが、はたしてこれからの時代ガソリン使用のプリウスが一番環境に良い車なのか?またディーゼルのハイブリッドが開発されないか?

ディーゼルのハイブリットは開発されてますよ〜トヨタ,ホンダとかね。メーカーは常に開発をしないと生き残れないからね。

> 今はプリウスが環境に一番だとユーザーとして優越感を持っておりますが、近い将来システムから全く変わるのではないかという気がしています。
> どうなのでしょうか?

プリウスが環境に良い車なんて誤解されてる様ですが,プリウスは単に資源の先食いをして生まれた車であって,ガソリンの消費が少ないのは既に消費してるから。水素やら燃料電池やら,プラグインハイブリットやらも周辺環境が整備されれば登場する車もあるしね。

私に限らず大半の人は環境がどうこうよりも新しい技術の車が好きなので購入しただけ
!なんてのが多いと思う。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):これからはディーゼルか?  ■名前 : アミン  ■日付 : 07/6/7(木) 17:02  -------------------------------------------------------------------------
   ▼クワトロ・バジーナさん:
>日本と欧州では排ガス規制の概念が違うからね・・・。それと,年間走行距離が比較にならないほど多いからね。価格が安くて燃費の良いディーゼルが好まれるのは当たり前。
少しだけ、ドイツの軽油価格はガソリンとほとんど同じだったと記憶しています。
多分、ガソリンと同レベルで課税されて居ると思います。日本の軽油課税が少ないのかも。しかしそれでも軽油をとるのは燃費の良さだと思います。
あと近距離では自転車は有効かと思いますし、オランダのようにかなり移動手段として重要な位置をしめている国もあるようですね。しかし
ドイツ(私が知るのは西ドイツ)は高速道路も無料なので通勤距離の長い人が多い可能性があり環境負荷のなるべく小さな車という判断があると思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):これからはディーゼルか?  ■名前 : あの〜  ■日付 : 07/6/7(木) 23:10  -------------------------------------------------------------------------
   ▼アミンさん:
> 少しだけ、ドイツの軽油価格はガソリンとほとんど同じだったと記憶しています。
>多分、ガソリンと同レベルで課税されて居ると思います。日本の軽油課税が少ないのかも。

日本では戦後の高度成長期以降、「産業界優先」政策に基づき、軽油への課税(軽油取引税)をガソリンに比べて大幅に安くしてきます。アメリカでは逆に、軽油の方が高くなるよう政策的に誘導されているはずです(たぶん現時点でも)。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):これからはディーゼルか?  ■名前 : ギーレ  ■日付 : 07/6/8(金) 10:51  -------------------------------------------------------------------------
   >アメリカでは逆に、軽油の方が高くなるよう政策的に誘導されているはずです(たぶん現時点でも)。

アメリカの税金、小売価格について調べてみました。
□1978年から2006年第2四半期まで
□出典:IEA, Energy Prices and Taxes, 2006

ガソリン、軽油への課税は、共に増加傾向にありますが、
相対的に見ると、若干、軽油への課税が高いようです。
例えば、2000年から2006年第2四半期までの期間平均をとると、
それぞれ 0.102$/L、0.119$/L。

税金を含む小売価格は、リッターあたりで、ほぼ同じレベルです。
同様に、2000年から2006年第2四半期までの期間平均をとると、
それぞれ 0.463$/L、0.458$/L。

総じて、課税額は時間と共に調整されていますし、軽油の方が
(すくなくとも)有利とならないよう政策的に誘導しているようです。

*現実のスタンドでの実売価格とIEAデータは、多少異なる
かもしれません。参考になれば、幸いです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):これからはディーゼルか?  ■名前 : あつし  ■日付 : 07/6/9(土) 0:58  ■Web : http://www.flintstone.co.jp/talk/20050206.html  -------------------------------------------------------------------------
   >プリウスが環境に良い車なんて誤解されてる様ですが,プリウスは単に資源の先食いをして生まれた車であって,ガソリンの消費が少ないのは既に消費してるから。水素やら燃料電池やら,プラグインハイブリットやらも周辺環境が整備されれば登場する車もあるしね。
>
プリウスは今の車で完成しているのでなく実験者だと思います。ガソリンの消費をどう押さえるかは、電気自動車、水素エンジン、燃料電池いろいろ考えられますが、今の時点で庶民に届けられる実験者がプリウスです。私たちのようにどうすれば燃費がよく走れるか実験する人もいるし、貴方のようにプリウスは省燃費でないと反発する人が出てくることも実験の結果です(アメリカの車メーカーはおおかたそう反応したそうですが、現実に一番プリウスが売れた国はアメリカです)。しかし、現実にプリウスが世界で評価されていることとレクサスで1500万円の高級車に搭載されたことはその実験が非常に旨くいっている結果と思います。出来ればディーゼルエンジンのプリウスを開発して検証していただきたいと思っています。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):これからはディーゼルか?  ■名前 : クワトロ・バジーナ  ■日付 : 07/6/9(土) 22:55  -------------------------------------------------------------------------
   ▼あつしさん:
>>プリウスが環境に良い車なんて誤解されてる様ですが,プリウスは単に資源の先食いをして生まれた車であって,ガソリンの消費が少ないのは既に消費してるから。水素やら燃料電池やら,プラグインハイブリットやらも周辺環境が整備されれば登場する車もあるしね。
>>
>プリウスは今の車で完成しているのでなく実験者だと思います。ガソリンの消費をどう押さえるかは、電気自動車、水素エンジン、燃料電池いろいろ考えられますが、今の時点で庶民に届けられる実験者がプリウスです。私たちのようにどうすれば燃費がよく走れるか実験する人もいるし、貴方のようにプリウスは省燃費でないと反発する人が出てくることも実験の結果です(アメリカの車メーカーはおおかたそう反応したそうですが、現実に一番プリウスが売れた国はアメリカです)。しかし、現実にプリウスが世界で評価されていることとレクサスで1500万円の高級車に搭載されたことはその実験が非常に旨くいっている結果と思います。出来ればディーゼルエンジンのプリウスを開発して検証していただきたいと思っています。

変に誤解して理解されてるようなので・・・。
プリウスは省燃費では無いとは一言も書いていない!ハイブリットの構成部品を作るための余分な資源を燃費という形で取り戻しているだけと思うから。

それと,私も現行型のプリウスまでは実験車と考えています。LSも同様にパワー追求型実験車と思います。1500万円は大部分が法人向けだから設定可能だった訳で車自体が高級ではなくて単なる高額車だと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):これからはディーゼルか?  ■名前 : 健  ■日付 : 07/6/7(木) 12:44  ■Web : http://www.biolohas.jp/  -------------------------------------------------------------------------
   高性能ディーゼル、ガソリンハイブリッド、プラグインハイブリッド、ディーゼルハイブリッド、電気自動車、バイオエタノール対応車、などいろいろ出てきますから、環境性能を見る時も、多面的な見方が必要になるでしょうね。

カタログ燃費も重要ですが、自分が実際に乗った状況での実燃費や実際に排出したCO2排出総量、ガソリン消費総量なども大事です。プリウスでもドイツの高速道路では燃費が悪い場合があるでしょうし、ほとんど短距離の走行ならば、電気自動車で事足りる。自分の実際の使用状況でどの車の環境性能が良いか、自分で判断するしかないわけです。

プリウスはハイブリッド専用設計ボディなので、優越感かどうかわかりませんが、人に自慢しやすい、通り過ぎる時に一目でわかる環境性能、というのはありますね。もちろんその性能を上回る車の出現は、ユーザーとしても大歓迎です。次のプリウスはさらに良くなるでしょうから。

ドイツでも緑の党の元閣僚が、プリウスのほうがドイツ車よりも環境に良いからプリウスを買え、と発言して問題になったりしているようです。たなかさんの言うように、いろいろな環境性能を多面的に判断する力が必要に思います。

もちろん燃費だけでなく、アイドリングストップでの静かさとか、モーターで走る時の滑らかさとか、いろいろほかにもプリウス独自の魅力があると思いますよ。このガソリン高の中、信号待ちで、自分の車だけが今ガソリンを消費していないんだよな、という優越感は確かにあります。誰にも言えませんが。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):これからはディーゼルか?  ■名前 : 健  ■日付 : 07/6/8(金) 11:10  ■Web : http://blog.biolohas.jp/  -------------------------------------------------------------------------
   ドイツ、シュツットガルド市の市長の公用車もプリウスになったそうです。
ベンツとポルシェのおひざ元で、ベンツを選ばなかったので、地元新聞の一面を割いて、市長がインタビューに答えてたそうです。

ヨーロッパの燃費基準(約20km/リットル)を実燃費で満たす車は、今のところプリウスかフォルクスワーゲンのルポかインサイトくらいしかないのでしょう。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):これからはディーゼルか?  ■名前 : ドラエもん@大阪  ■日付 : 07/6/8(金) 11:38  -------------------------------------------------------------------------
   ▼健さん:
>ドイツ、シュツットガルド市の市長の公用車もプリウスになったそうです。

TVでも地球温暖化のことがかなり報道されだしており、もう待ったなしの時期に
はいったと思います。お金があって立派な車を所有しても燃料が高いというよりも
少なくなってくるから市長の選択は賢明ですね。ある筋の情報ではTOYOTAはんの
業務車はプリウスになるそうな、もう待ったなしと判断されたのかも。
ディーゼルもいいとは思うのですが、遠い将来をみるとやはり電気エネルギーを
ミックスさせないと車は鉄屑になってしまうのではないかなあ?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):これからはディーゼルか?  ■名前 : 健  ■日付 : 07/6/8(金) 12:31  -------------------------------------------------------------------------
   いやいや待ったなしと言いながら、2050年の目標を43年前からまじめな顔をして、首脳が集まって、話し合っているのがおかしくておかしくて。

日本も2012年までに合計14%CO2削減という目標があるのですから、まずこれを実現しないと。安倍首相も2050年の話は得意だが、現政権下の2012年の話はしませんね。

それから環境行動とは、プリウスに乗り換えるのが目的ではないくて、ガソリン消費総量を減らし、CO2排出量を減らし、実際に大気中のCO2濃度を下げることですから、これを皆さん誤解なきよう。

ドラえもんさんも、「賢明な選択」に戻られた様でなによりです。レクサス販売店に身ぐるみはがされるのではないかと、心から心配していました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):これからはディーゼルか?  ■名前 : ギーレ  ■日付 : 07/6/8(金) 13:59  -------------------------------------------------------------------------
   >いやいや待ったなしと言いながら、2050年の目標を43年前からまじめな顔をして、首脳が集まって、話し合っているのがおかしくておかしくて。

発電所も製鉄所も、耐用年数が数十年ありますし、2050年の目標が合意されれば、
2020年や2013年からの話を進めやすいので、(2013年からの話を進めたい人にとっては、特に)2050年といった長期の目標が必要となります。ディーゼルハイブリッド、プラグインハイブリッド、燃料電池車といったポテンシャルの高い技術も、長期の目標があれば、研究が促進されやすいのではないでしょうか。

温暖化の影響は、熱塩循環の停止・崩壊の可能性、海面上昇などの物理的現象が、2100年以降、深刻になるとIPCCで懸念されてますので、排出目標もそれに合わせて、長期的な視野が必要になります。
(現在、発生している「異常気象」と呼ばれるものの多くは、自然の変動性で起きているのか、人為起源CO2排出が原因なのか、区別できていないのが実状です。)

もちろん、2050年といった長期になればなるほど、自動車の技術や社会情勢の見通しの信頼性が低下しますので(予測があたることはないので)、そういった意味では、ナンセンスです。


>日本も2012年までに合計14%CO2削減という目標があるのですから、まずこれを実現しないと。安倍首相も2050年の話は得意だが、現政権下の2012年の話はしませんね。

2008年から2012年の間の話は、明らかに「痛み」が伴いますから。国内の話は忘れて、安倍首相にはドイツでゆっくりしてきて欲しいです。

(帰ってきてから、「2050年までに世界で半減」は、日本にとって、例えば、90年比90%減といった京都議定書より更に「痛み」が伴うであろう提案であったことを認識してもらいましょう。)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(6):これからはディーゼルか?  ■名前 : 健  ■日付 : 07/6/8(金) 15:06  ■Web : http://www.biolohas.jp/  -------------------------------------------------------------------------
   2050年よりも、今年の夏の暑さを何とかしてほしいですね。

いま生活している人が、なるほど確かに涼しくなった、気候が安定した、と実感できるような方策が必要じゃないですかね。それにはやっぱり、2012年までに14%減をぜひ実現してほしい。我々生活者として、それぞれが政府のキャンペーンだからやるのではなく、自主的に14%減を目指してほしいと思います。

例えば今年一年、ガソリンも高いことですし、お気に入りの自転車に乗って、あるいは古い自転車を整備しなおして、車の走行距離を20%減らしてみよう、でもよいし、家のエアコンを日中少し我慢して、電球を蛍光ランプに交換して、冷蔵庫の設定温度を上げて、電気代を20%減らしてみよう、夏は風呂の設定温度を下げて、ガス代を減らしてみよう、とチャレンジする。子供の自由研究レベルでもよいですから、やってみてはどうでしょうか。やってみると意外と簡単に減らせるものですよ。自身のダイエットよりもずっと簡単です。

今日も雷雨ですね。亜熱帯地方のスコールというものでしょうか。温暖化は2050年の問題ではなく、今現在実際に起きている問題です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(7):これからはディーゼルか?  ■名前 : さるぱ  ■日付 : 07/6/8(金) 19:11  ■Web : http://priusbbs.jonasun.com/profile/profile.cgi?mode=view&name=%82%B3%82%E9%82%CF  -------------------------------------------------------------------------
   ▼健さん:
>2050年よりも、今年の夏の暑さを何とかしてほしいですね。
>今日も雷雨ですね。亜熱帯地方のスコールというものでしょうか。温暖化は2050年の問題ではなく、今現在実際に起きている問題です。

仮に今年の夏が暑いとして、それを単純に地球温暖化のせいにはしないでくださいね。地球温暖化というのはおおよそ100年先までのことを問題にしているのですよ。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(8):これからはディーゼルか?  ■名前 : たなか  ■日付 : 07/6/8(金) 21:24  -------------------------------------------------------------------------
   ▼さるぱさん:
>地球温暖化というのはおおよそ100年先までのことを問題にしているのですよ。

その通りですね。
それに対しNOxやPMは即影響が出るので深刻です。
先日も中国のNOx放出が原因と思われる光化学スモッグが北九州を襲いました。
http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20070528-205274.html

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(8):これからはディーゼルか?  ■名前 : あの〜  ■日付 : 07/6/8(金) 21:25  -------------------------------------------------------------------------
   ▼さるぱさん:
>▼健さん:
>>2050年よりも、今年の夏の暑さを何とかしてほしいですね。
>>今日も雷雨ですね。亜熱帯地方のスコールというものでしょうか。温暖化は2050年の問題ではなく、今現在実際に起きている問題です。
>
>仮に今年の夏が暑いとして、それを単純に地球温暖化のせいにはしないでくださいね。地球温暖化というのはおおよそ100年先までのことを問題にしているのですよ。

「単純」なのはどちらかな?( ;; ̄3 ̄)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(9):これからはディーゼルか?  ■名前 : たなか  ■日付 : 07/6/8(金) 21:40  -------------------------------------------------------------------------
   ▼あの〜さん:
>「単純」なのはどちらかな?( ;; ̄3 ̄)

それは読者が判断します。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(10):これからはディーゼルか?  ■名前 : あの〜  ■日付 : 07/6/8(金) 21:51  -------------------------------------------------------------------------
   ▼たなかさん:
>▼あの〜さん:
>>「単純」なのはどちらかな?( ;; ̄3 ̄)
>
>それは読者が判断します。

貴殿に言われるまでもナシ (  ̄- ̄)∝∝∝○)°°)アウッ

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(8):これからはディーゼルか?  ■名前 : 健  ■日付 : 07/6/9(土) 21:42  -------------------------------------------------------------------------
   ヒートアイランドとか海水温とかいろんな現象が合わさっているのでしょうね。
温暖化が進んで、長雨、冷夏になるという予測もあるようですね。
極端現象が大きくなる、という予測のようです。

それにしても6月から熱い!
それから私が小学生のころよりも確実に夏は暑くなっています。昔はせいぜい暑くても32度くらいだった。今は38度でしょう。

さらにIPCC(科学者)の予想を上回って、平均気温は上がっています。
100年後に温暖化が起こるのではなく、少しずつ温暖化は起こる、そしてその兆候は今起こりつつある、今注意深く暮していれば、今から体感できると理解しています。

今年の梅雨もなにかおかしなことになりそうです。
都市のゲリラ豪雨、秋の台風にも注意が必要です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(9):これからはディーゼルか?  ■名前 : たなか  ■日付 : 07/6/10(日) 2:19  -------------------------------------------------------------------------
   ▼健さん:
>温暖化が進んで、長雨、冷夏になるという予測もあるようですね。

温暖化と長雨・冷夏の関連予測はどこからの情報ですか?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(10):これからはディーゼルか?  ■名前 : 健  ■日付 : 07/6/10(日) 17:35  ■Web : http://blog.biolohas.jp/  -------------------------------------------------------------------------
   出典は忘れましたが、温暖化によって降水量が増えたり、
夏が涼しくなる地域もある、という記述は覚えています。

何か疑問異論があるのでしょうか?

今年の冬にヨーロッパは、異常に暖かくて、一気に温暖化危機意識を普通の人が持つようになったようです。日本の暖冬ではどうでしょうか。それでもやっぱり少し我慢して、例えば電気を節約しようとか、ガソリンを節約しようとか思えないのでしょうか。

ガソリンエンジンををディーゼルに置き換えても、温暖化は止まらないことは確かなようです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(11):これからはディーゼルか?  ■名前 : たなか  ■日付 : 07/6/10(日) 23:06  -------------------------------------------------------------------------
   ▼健さん:
>出典は忘れましたが、温暖化によって降水量が増えたり、
>夏が涼しくなる地域もある、という記述は覚えています。
>
>何か疑問異論があるのでしょうか?

有識者が温暖化対長雨や温暖化対冷夏の関連性を明確に立証しているか否かを確認したかっただけです。
健さんには期待出来そうに無いので何方でも結構です情報源がありましたら教えて下さい。

>今年の冬にヨーロッパは、異常に暖かくて、一気に温暖化危機意識を普通の人が持つようになったようです。日本の暖冬ではどうでしょうか。それでもやっぱり少し我慢して、例えば電気を節約しようとか、ガソリンを節約しようとか思えないのでしょうか。

私の理解では問題に成っている温暖化とは普通の人が即実感出来るような急激的なものでは無いです。
年当りコンマ何度の世界です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 温暖化と降水量の変化  ■名前 : さるぱ  ■日付 : 07/6/11(月) 0:33  ■Web : http://priusbbs.jonasun.com/profile/profile.cgi?mode=view&name=%82%B3%82%E9%82%CF  -------------------------------------------------------------------------
   ▼たなかさん:
>▼健さん:
>>出典は忘れましたが、温暖化によって降水量が増えたり、
>>夏が涼しくなる地域もある、という記述は覚えています。
>>
>>何か疑問異論があるのでしょうか?
>
>有識者が温暖化対長雨や温暖化対冷夏の関連性を明確に立証しているか否かを確認したかっただけです。
>健さんには期待出来そうに無いので何方でも結構です情報源がありましたら教えて下さい。

以下のリンク先の「IPCC 第4次評価報告書第1作業部会報告書政策決定者向け要約(2007,確定訳) (PDF,2.13MB) 」文書をダウンロードして、「降水量」で検索してみて下さい。図SPM-4も参考になると思います。
http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/ipcc/ar4/index.html

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(9):これからはディーゼルか?  ■名前 : あの〜  ■日付 : 07/6/10(日) 8:39  -------------------------------------------------------------------------
   ▼健さん:

>温暖化が進んで、長雨、冷夏になるという予測もあるようですね。
>極端現象が大きくなる、という予測のようです。

日本気象学会地球環境問題委員会主催の公開講演会「地球温暖化と異常気象」での諸報告(2004年11月)も参考になりそうですね。
http://221.243.18.148/tenki/pdf/51_11/p055_058.pdf

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 地球温暖化とプリウス  ■名前 : さるぱ  ■日付 : 07/6/11(月) 0:20  ■Web : http://priusbbs.jonasun.com/profile/profile.cgi?mode=view&name=%82%B3%82%E9%82%CF  -------------------------------------------------------------------------
   ▼健さん:
>ヒートアイランドとか海水温とかいろんな現象が合わさっているのでしょうね。

地球温暖化に対するヒートアイランド現象の寄与は小さいとされています。ヒートアイランド現象が起きている地域の面積と地球の表面積(大部分が海洋)を考えれば、理解できることですね。

>それから私が小学生のころよりも確実に夏は暑くなっています。昔はせいぜい暑くても32度くらいだった。今は38度でしょう。

地球温暖化がどのくらいの時間スケールでどのくらいの温度上昇を問題にしているかご存じですか?IPCCの最新レポートの図SPM-5を参照して下さい。

>100年後に温暖化が起こるのではなく、少しずつ温暖化は起こる、そしてその兆候は今起こりつつある、今注意深く暮していれば、今から体感できると理解しています。

「>100年後に温暖化が起こるのではなく、少しずつ温暖化は起こる、そしてその兆候は今起こりつつある、」という部分はある程度正しいと思いますが、「今から体感できると理解しています。」という部分は正しくないです。

ギーレさんも書かれていますし、過去にこのプリウスマニアで私も書いたと思いますが(多分私の名前と大貫さんの名前で検索すれば議論が出てくるかもしれません)、「発生している「異常気象」と呼ばれるものの多くは、自然の変動性で起きているのか、人為起源CO2排出が原因なのか、区別できていないのが実状です。」

---
例えば以下のような発言を拝見するに、健さんはローカルな気象イベント(異常気象)と地球温暖化現象を完全に取り違えているように感じられます。

「いやいや待ったなしと言いながら、2050年の目標を43年前からまじめな顔をして、首脳が集まって、話し合っているのがおかしくておかしくて。」

待ったなしの状況だからこそ、「2050年の目標を43年前からまじめな顔をして、首脳が集まって、話し合って」いるのですよ。

失礼かもしれませんが、もう少し真面目に地球温暖化について勉強された上で発言された方がよいかもしれません。以下の気象庁のリンクから、IPCCの最新レポート(4次報告書)の一部が日本語で読めます。英語でよければIPCCのホームページ(http://www.ipcc.ch/)にグラフも沢山出ています。

http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/ipcc/ar4/index.html

これらの報告書を読まれた上で、健さんがどのようにお感じになったのか是非聞かせて頂ければうれしいです。

トヨタは先日、「本年4月末までに世界各国で販売したハイブリッド車のCO2排出量は、車両サイズおよび動力性能が同等クラスのガソリンエンジン車のCO2排出量と比較し、約350万トンの排出抑制効果があった」とアナウンスしてますね。

http://www.toyota.co.jp/jp/news/07/Jun/nt07_0602.html

約350万トンという数字にどんな意味があるのか?我々プリウス乗りが地球温暖化防止に何が出来るのか?、考えましょう。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):地球温暖化とプリウス  ■名前 : 百式プリ@愛知  ■日付 : 07/6/11(月) 0:50  -------------------------------------------------------------------------
   さるぱさん、こんばんは。
▼さるぱさん:
>トヨタは先日、「本年4月末までに世界各国で販売したハイブリッド車のCO2排出量は、車両サイズおよび動力性能が同等クラスのガソリンエンジン車のCO2排出量と比較し、約350万トンの排出抑制効果があった」とアナウンスしてますね。
>
>http://www.toyota.co.jp/jp/news/07/Jun/nt07_0602.html
>
>約350万トンという数字にどんな意味があるのか?我々プリウス乗りが地球温暖化防止に何が出来るのか?、考えましょう。
------------
350万トン・・・抑制効果としては、それなりに大きいのでしょうが、
日本の自動車部門の年間排出量は2億5700万トン(2005年度)
かたや削減効果は複数年累積で世界で350万トン

我々には考えなくてはならないことが、多くありますね。
いろいろ参考になりました。ありがとうございました。

上記の値は環境省HPより
http://www.env.go.jp/earth/ondanka/ghg/2005gaiyo.pdf

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):地球温暖化とプリウス  ■名前 : 健  ■日付 : 07/6/11(月) 9:37  ■Web : http://www.biolohas.jp/  -------------------------------------------------------------------------
   ハイブリッドカーが100万台売れて、350万トン削減したということは、1台あたり3.5トンも削減できたことになります。CO2排出量、排出削減量を正確に測定しないと、理論上は目標の50%削減したはずなのに、大気中のCO2排出は増え続け、未来はまさに地獄絵になりますよ。

1台あたり3.5トン削減ということは、ガソリン消費を約1500リットル節約したことになります。皆さんどうでしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):地球温暖化とプリウス  ■名前 : 健  ■日付 : 07/6/11(月) 10:42  ■Web : http://blog.biolohas.jp/  -------------------------------------------------------------------------
   たとえばこの時期からエアコンをかけている車がほとんどですが、燃費が落ちます。ガソリン消費量が多くなります。

エアコン使用で、5%燃費が悪くなるとすると、月に1000キロ走行で、燃費20km/lで、ガソリン50リットル消費。5%悪くなるので、2.5リットルガソリンを余計に消費することになります。その期間が4カ月として、年間10リットルよけいに消費。ということは23kgCO2排出が多くなってしまいます。

10カ月ならば、57.5kg。燃費10km/lの普通の車ならば、46kg。月に2000km走行ならば、46kg。いろいろ条件が悪いと、100kgなどすぐに増えてしまいます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):地球温暖化とプリウス  ■名前 : 健  ■日付 : 07/6/11(月) 10:51  -------------------------------------------------------------------------
   さらにエアコンからの排熱、アイドリングが始動し、ガソリン燃焼による排熱が都市のアスファルト、コンクリート建築を温めます。

建物も自動車も、室内を快適に保とうとすればするほど、その外に熱を放出してしまうのです。それがまた上昇気流を生み出し、都市型ゲリラ豪雨となります。

まだせいぜい30度以下ですから、とりあえずエアコンを切ってみてはどうでしょうか。エアコンは30度を超えてからのお楽しみということで。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : [投稿者削除]  ■名前 :  ■日付 :  -------------------------------------------------------------------------
   この書き込みは投稿者によって削除されました。(07/12/1(土) 13:53)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):地球温暖化とプリウス  ■名前 : 健  ■日付 : 07/6/11(月) 13:19  -------------------------------------------------------------------------
   >「1台あたり3.5トンの二酸化炭素を排出し、ガソリンを約1500リットル消費した」
そう言われるとそうですね。プリウスを購入する消費行動が、社会貢献にもなっています。皆さんも、これをきっかけに生活全体のエネルギー消費量CO2排出量を見直してみてはいかがでしょうか。
男性もやってみると意外と面白い家庭の節約ゲーム。ゲームに参加で、月に2万円お小遣いが増えますよ。

それにしてもプリウスの足回りや内装に文句は出ても、ハイブリッドシステムの不満点は少ないのですから、これを他社に供給すれば、もっとトヨタの社会貢献(CO2削減)と利益になるのにな、と思います。ボディデザインはアウディやシトロエン、しかしエンジンはトヨタハイブリッド、なんていう車がほしいです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):地球温暖化とプリウス  ■名前 : さるぱ  ■日付 : 07/6/11(月) 20:19  ■Web : http://priusbbs.jonasun.com/profile/profile.cgi?mode=view&name=%82%B3%82%E9%82%CF  -------------------------------------------------------------------------
   百式プリ@愛知さんも同様にお感じになったかもしれませんが、『ハイブリッド・カーがよってたかってこの10年間でたった350万トンか!』が私の正直な気持ちです(笑)。

現時点でハイブリッド・カーがCO2エミッションの低下に寄与できている部分というのはごくわずかでしかないことを、私は実感しました。さらに、CO2以外のNOx, HCなど都市公害問題に関与するエミッションではあまりアドヴァンテージはありません。

我々プリウス・ユーザーは、環境問題を語る上でそれらのことを意識したうえで、謙虚な姿勢で発言すべきと考えます。

さらに、以下のようなニュースもありますから、試算の仕方について詳しく公表して欲しいですね。比較に使われた「車両サイズおよび動力性能が同等クラスのガソリンエンジン車」とはどのようなものかのか、興味があります。

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/toyota/story/070606jijiX178/

一方、今のところあまりCO2削減に寄与してないにせよ、少しでも出来ることをやった方がましと考えることもできます。健さんの試算のように具体的に数値を示されると、それはそれで少しはよかったかなとも思えます。ハイブリッド・カーのLCAや寿命、故障率をより正確に見積もることにより、プリウスが真に低負荷な車かどうかが徐々に明らかになっていくでしょう。

ハイブリッド・カーの貢献には、数値だけで語れない部分もあります。ハイブリッド・カーに乗ることで環境問題を意識する・させるという心理効果は大きいわけで、実は数字に現れないその効果が意外と重要な貢献なのではないかとも考えています。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):地球温暖化とプリウス  ■名前 : 百式プリ@愛知  ■日付 : 07/6/11(月) 21:12  -------------------------------------------------------------------------
   以前、別のところに書いた内容ではありますが・・・
環境白書等の資料から、1990年から2005年までの
15年間のCO2排出量の推移を調べると
国内年間CO2総排出量比較で、
 1990年:12億6,100万トン
 2005年:13億6,000万トン (+7.8%)

このうち、自動車部門ではというと…
 1990年: 2億1,700万トン
 2005年: 2億5,700万トン (+18.1%)

自動車部門で多く増加している主な要因は
自動車保有台数 自体が増えていることです。
(特に自家用乗用車はこの15年間で1.6倍に増加しています)
背景には生活・物流での自動車への依存傾向増があると考えています。

私は『100万台、世界での排出抑制効果:350万トン』
という数字自体は評価しています。
ただ、全体に占める効果としてはまだまだ足りない・・・
日本だけでも、2億5,700万トン、13億6,000万トン、
これをいかに削減していくか・・・

エコカーの普及のみならず、自動車利用機会を減らすなどの
取り組みをしなければ、このCO2排出量の増加傾向を抑制することは
難しいのでしょうね・・・。


▼さるぱさん
> ハイブリッド・カーに乗ることで環境問題を意識する・させるという
> 心理効果は大きいわけで、実は数字に現れないその効果が
> 意外と重要な貢献なのではないかとも考えています。
---------
そうですね。
エコカーの代名詞ともなった『プリウス』というブランドを
ユーザー、メーカーともに大事に育てていき、
我々のライフスタイル全体を環境負荷の低いものにしていけたらいいですね(^^

なお上記の値は環境白書および資源エネルギー庁:エネルギー白書を参照しました。
http://www.enecho.meti.go.jp/topics/hakusho/

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):地球温暖化とプリウス  ■名前 : 健  ■日付 : 07/6/12(火) 9:55  ■Web : http://www.biolohas.jp/  -------------------------------------------------------------------------
   350万トンといってもカタログ燃費で計算していますので、実際は、200万トンくらいでしょう。私個人的には、200万トン「も」減らしたと評価しています。と言いますのも、日常生活で、年間1トン減らすのには、かなりの金銭、またはライフスタイルの変更が、必要になるからです。

CO2 1トンは、ガソリン約400リットルで、それを減らすのに、ハイブリッドカーを買えば簡単ですが、300万円かかります。燃費10km/lの車ですと、年間4000kmの走行を減らし、お気に入りの自転車やバス電車で移動します。電気ですと、電力会社にもよりますが、CO2 1トンで、約2500kWh。300万円の太陽光発電を導入するか、月に200kWh消費を減らすのは無理でしょうが、50kWhくらいならば、電球を蛍光灯タイプに交換したり、冷蔵庫の温度を上げたり、使わない機器のコンセントだけを抜いたりで、達成できる量です。ガスならば、都市ガスで300立方メートル、プロパンならば、160立方メートル。夏場は風呂の温度を下げたり、種火を消したりして年間50立方メートルくらい減らせます。ごみは生ごみをコンポストに入れてリサイクルすれば、CO2を0.3トンくらい減らせます。さらに空いた土地に樹木を植え手生長すれば、1本でCO2を0.1トン以上も吸収してくれます。

プリウスを購入してから、次に何を考えるか、何をするか、あるいはなにも変わらないか。プリウス購入が、自分自身の価値観、ライフスタイルを変えるきっかけになっているのです。私もそうでした。

みなさん「こちらの世界」「低炭素社会」にいらっしゃい!

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):地球温暖化とプリウス  ■名前 : RZ  ■日付 : 07/6/12(火) 14:01  -------------------------------------------------------------------------
   ▼健さん:

人は呼吸で、年間0.3トンのCO2を排出してるそうです。
90年の人口は50億人、現在は65億人ですから、呼吸だけで15億人分、4.5億トン増えたことになります。

予測では、2050年には、91億人、現在よりさらに26億人増えると、さらに7.8億トン、90年比では、12億3000万トン増える計算・・・
これは呼吸だけですから、これに近い増加量にするには、26億人は飢餓状態(生産、消費は、ほとんどしない)にしなくては。

>みなさん「こちらの世界」「低炭素社会」にいらっしゃい!

そっちも、高炭素社会だと思いますよ(笑)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(6):地球温暖化とプリウス  ■名前 : 健  ■日付 : 07/6/12(火) 14:40  -------------------------------------------------------------------------
   国立環境研究所のレポート低炭素社会シナリオによると、2050年くらいまでに、国民一人当たり0.6トンくらいの排出量に削減するのが目標だそうです。もちろん呼吸分は入っていません。呼吸は減らせませんね。
日本の場合は、人口も大きく減りますから、一人あたりのエネルギー消費量をある程度減らせれば、一人あたりのCO2を半減、人口も減るので7割減も可能という報告もあります。
いろいろ試してみると、結構簡単に減らせるものですよ。うちの光熱水道ガソリン代は、一戸建てに家族4人で住んでプリウス付きで、1ヶ月2万円くらいです。まだまだ減っています。
もちろん未来のさらなる省エネ技術にも期待しています。
さらに樹木を植えれば、生産消費をしながら、排出ゼロ!という生活も可能です。
ただし価値観とライフスタイルを当人が変えればの話。

それから途上国のCO2排出量というのは、日本人よりもずっと少ないので、人口が増えても大きな影響はありませんが、中国、インド、アメリカの人口増加排出増加には注意でしょうね。

温暖化対策は、GDPの3%の支出で止められるそうですから、個人も多少の出費は覚悟しないといけないようです。買い替えの際に自主的に省エネ機器を買うか、炭素税を払わされるか、選ぶ時代でしょう。

1円も損したくないという世の中の風潮の中で、環境のために1万円電球型蛍光灯に出費してみよう、10万円自転車に出費してみよう、買い換えの際に30万円割高なハイブリッドカーを買ってみようと思う人が増えれば、意外と簡単にCO2排出総量は減っていくのではと思います。

私は楽観しています。そしてもちろん「こっちの世界」では光熱水道ガソリン代が、毎年2、30万円得する、その分小遣いが増えるのですから、やってみると意外と面白いですよ。ホクホクです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(5):地球温暖化とプリウス  ■名前 : ギーレ  ■日付 : 07/6/12(火) 15:47  -------------------------------------------------------------------------
   ▼健さん:
>350万トンといってもカタログ燃費で計算していますので、実際は、200万トンくらいでしょう。私個人的には、200万トン「も」減らしたと評価しています。と言いますのも、日常生活で、年間1トン減らすのには、かなりの金銭、またはライフスタイルの変更が、必要になるからです。

簡単に試算してみましたが、350万トンは、「実燃費」で計算しているようです。

試算例:
□主な仮定
・日米など販売された地域の1台当たり年平均走行距離= 1万4千km
・トヨタが販売したハイブリッド車の「平均実燃費」= 17km/L
・ハイブリッド車でない場合の「平均実燃費」= 10km/L
・98年1月から納車開始、2003年9月の納車済み累積車両台数15万台、2007年4月までの納車済み累積車両台数104万7千台
かつ、月ごとの納車台数は、2003年1月までと、等しいと仮定。

□計算
以下のようにA,B,Cの3要素に分けて計算

A.年換算したストック台数(万台・年)
=(5年+9ヶ月/12ヶ月)×15万台 /2 + (4年-5ヶ月/12ヶ月)×(15万台+104万7千台) /2
= 257.6 (万台・年)

B.ストック1台当たりの年間節約ガソリン量(L/台/年)
=1万4千(km/台/年) / 170km × (17L - 10L)
=576.5(L/台/年)

C.ガソリン1L消費あたりのCO2排出量(tCO2/L)
= 2.8073(Gg-CO2/10^10kcal) × 8266 (kcal/L) / 10^7
= 0.0023205 (tCO2/L)

#(Gg-CO2/10^10kcal)は、(tCO2/10^7kcal)に相当
#ガソリンの上記CO2排出係数、熱量は、日本エネルギー経済研究所, EDMC編「エネルギー・経済統計要覧」, 2007のp.365及びp.366に基づく

A,B,Cの積をとると、排出抑制できた累積の(仮想的)削減量(万tCO2)を算出できるので
A×B×C=257.6(万台・年)×576.5(L/台/年)×0.0023205(tCO2/L)
=344.6 (万tCO2)


*上記試算は、日米の平均的な年間走行距離、走行モードの違いを細かく考慮し、個別に積上げたものではありません。また、車種ごと(例えば、エスティマハイブリッドなど)の販売台数推移を細かく見て、個別に積上げたものではありません。従って、あくまで、「概算」であり「試算」です。

**燃費がよくなった分、余計に走るようになっちゃった、という「リバウンド効果」も、上記、試算に含まれてません。


ただ、健さんのおっしゃるとおり、CO2を(出したであろう仮想的な量に対して)1tでも減らす、あるいは出さないようにするのは、本当に大変だと思います。
350万トンでも200万トンでも、十分評価できると私は思います。

2005年時点で、日本人は一人当たり平均10.64tCO2排出していますので、京都議定書のためにも、一人1日1kgといわず、一人年1トンほど削減できたらいいですね。

(あと、健さんのご提案に従っても、環境負荷がゼロにはならないので、「高炭素社会」と呼びたくなる気持ちも分かりますが、やはりコツコツ努力するのは必要であり、重要だと思います。
ここをあまり厳密に真剣につきつめすぎると、例えば、「日本の少子化を加速させろ!日本の一貫製鉄所をつぶそう!」という極論に結びつきやすいので、私個人の意見ではありますが、健さん提案の「低炭素社会」を応援したいです。)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(6):地球温暖化とプリウス  ■名前 : 健  ■日付 : 07/6/12(火) 16:17  -------------------------------------------------------------------------
   http://www.toyota.co.jp/jp/news/07/Jun/nt07_0602.html
こちらのさるぱさんのリンクした先に、
小さく「モード燃費を使用」と書いていますから、カタログ燃費なのでしょう。単純に各国ごと車種ごとに、カタログ燃費×平均走行距離―同等のガソリン車のガソリン消費予想量だとおもいます。

日米の平均走行距離はかなり違いますし、実燃費も仮定された値はかなり良いと思います。それぞれの車種で実燃費はかなり違います。それにプリウスのほとんどは最近急激に売れた分ですから、節約分が増えたのも最近だと思います。

「ストック台数」という意味が、私は頭が悪くてよくわかりません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(6):地球温暖化とプリウス  ■名前 : 健  ■日付 : 07/6/12(火) 16:37  -------------------------------------------------------------------------
   ガソリン節約量のところの式もなんだか変ですね。
170kmという係数は何ですか?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(7):地球温暖化とプリウス  ■名前 : ギーレ  ■日付 : 07/6/15(金) 11:17  -------------------------------------------------------------------------
   ▼健さん:
>ガソリン節約量のところの式もなんだか変ですね。
>170kmという係数は何ですか?

燃費(各国モード燃費)ってなってますね。
(平均的な)実燃費こそがCO2排出に効いてくるのに、信じられない気持ちです。
#だけど、ベース車両の燃費も10・15モード(例えば、アリオンの値)なので、差し引きの差は、大きくないかもしれません、、、。

170kmの係数は、それぞれの実燃費を17km/L、10km/Lとしているので、170km走行したら、それぞれガソリンを10L、17L使うという意味です。(つまり、10と17の最小公倍数です。)

ストック台数とは、単位時間当たりの納品車数(フロー)ではなく、現に存在する保有台数という意味です。

分かりにくくて、申し訳ありません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(8):地球温暖化とプリウス  ■名前 : 健  ■日付 : 07/6/15(金) 14:58  ■Web : http://blog.biolohas.jp/  -------------------------------------------------------------------------
   まあこのハイブリッドエンジンがトヨタ全車にラインナップされれば、CO2 1000万トンのオーダーを削減、
他社にも供給されれば、1億トンオーダーの削減効果がありますから、
トヨタさんのがんばりに期待しましょう。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(6):地球温暖化とプリウス  ■名前 : RZ  ■日付 : 07/6/12(火) 17:10  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ギーレさん:
>ここをあまり厳密に真剣につきつめすぎると、例えば、「日本の少子化を加速させろ!日本の一貫製鉄所をつぶそう!」という極論に結びつきやすいので、私個人の意見ではありますが、健さん提案の「低炭素社会」を応援したいです。)

温暖化防止のためとすると、結局は、つきつめられないですよね。
矛盾点が出てしまいますから。

ゆえに、低炭素社会に移行しよう!という掛け声では、皆、動かない。
ネットでは政策としてのCO2排出削減に、否定的な意見も多い。

個人的には、CO2排出削減と、所謂温暖化は、本音の部分では切り離すべきだと、考えています。

温暖化防止のために、やってるわけではない、と、純粋に利益を追求したほうが良い結果になると思います。

CO2排出削減で、利益を得てる方は、いいとして、あまり利益を得られない方
に動く方向を示せるやもしれません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(7):地球温暖化とプリウス  ■名前 : 健  ■日付 : 07/6/13(水) 9:51  -------------------------------------------------------------------------
   そんな極論(エコのために人類は呼吸をしてはならない、経済は生産も消費もしてはならない)を言っているわけではもちろんなく、

人類が持続可能(サスティナブル)になるために、ちょっと工夫してみよう、知恵を絞ってみよう、少しお金を振り向けてみようというのが、温暖化対策です。環境を持続可能にし、人類を持続可能にするために、もちろん国もその中の人口も、経済も持続可能でなければなりません。

温暖化は、十分解決可能な(一人ひとりが価値観を少し変えれば比較的簡単な)経済問題なのです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : プリウス(HV車)のCO2エミッション試算  ■名前 : さるぱ  ■日付 : 07/6/12(火) 17:35  ■Web : http://priusbbs.jonasun.com/profile/profile.cgi?mode=view&name=%82%B3%82%E9%82%CF  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ギーレさん:
>簡単に試算してみましたが、350万トンは、「実燃費」で計算しているようです。

使用した燃費は各国モード燃費と書いてあるので、実燃費ではないと思います。おそらく日米欧各国のプリウスウェッブサイトにあるいわゆるカタログ燃費(日本の10・15モード、米国のEPA-estimated mileage、欧州のEECテストモード?)を利用していると思われます。

さて、アナウンスされている計算式は以下のとおりです。

「市場走行台数×走行距離×燃費(各国モード燃費)×CO2換算係数」

市場走行台数と走行距離をどう見積もりしたのか知りたいですね。市場走行台数(販売台数の何割か)と走行距離で相当値が変わってきます。おそらく、モード燃費を使うか実燃費を使うか以上に変わってきます。なので、こういう試算をするときにはどういう値を使ったか公表して、さらに幅を持たせた値にするのがまともなやり方だと思います。

ここはみなさん各自で、これまでにトヨタが販売したハイブリッド・カー100万台がどのくらいのCO2エミッションを生み出したかを試算してみるのもおもしろいかもしれませんね。みなさんなりに妥当と考える数値で。

例えば、

市場走行台数 80万台
走行距離 10万キロ(私の車の走行距離)
燃費 18.4キロ/L(私の車の通算燃費)
CO2換算係数 2.3 Kg-CO2/L

で丁度1千万トンになります。仮に走行距離が5万キロだとすると半分の500万トン。さらに燃費を25km/Lにすると368万トンとトヨタの試算に近くなりました。

どうでしょう?(笑)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):地球温暖化とプリウス  ■名前 : 健  ■日付 : 07/6/11(月) 8:40  -------------------------------------------------------------------------
   ある振幅をもって気候は変動していることは理解しています。
温暖化によってその極端現象の振れが大きくなるようです。
それを今体感しているのだと思いますよ。
平均値だけを見ていると、今はなかなか温暖化を理解しにくいと思いますが、異常気象つまり極端現象にこそ注目すべきです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : サステイナブル・モビリティ  ■名前 : 百式プリ@愛知  ■日付 : 07/6/11(月) 21:18  -------------------------------------------------------------------------
   さて、本題のディーゼルHVは?という話に戻れば・・・
トヨタは『サステイナブル・モビリティ (持続可能な車社会)の実現』を理念の1つに掲げていますね。
その中で、
『サステイナブル・モビリティの実現には、CO2の削減、大気汚染防止に寄与する排出ガスのクリーン化、エネルギー多様化への対応といった課題を解決・・・』
『多様なエネルギー動向に合わせて、必要なところに、必要な時期に、必要なクルマを提供する「適地、適時、適車」の考え方で対応』
『ハイブリッド技術は、あらゆるパワートレーンに応用することができる『コア・テクノロジー』と位置付け・・・』

とあり、同HPでは、『ディーゼルHV』『プラグインHV』『燃料電池HV』『代替燃料HV』などもハイブリッド技術の活用範囲として示されています。

”「適地、適時、適車」の考え方”というのはよいですね。

(トヨタ自動車 企業HP 参照)
http://www.toyota.co.jp/jp/tech/environment/powertrain/index.html
↓以下は 『ハイブリッドの過去・現在・未来』と題された特集ページ
http://www.toyota.co.jp/jp/tech/environment/hv/vision/cont01.html

なお、参考までに2006年12月に国が発表した
<次世代自動車燃料イニシアティブ>では・・・
 ・バイオ燃料利用拡大
 ・クリーンディーゼルの利用促進環境整備
 ・バッテリー次世代化推進
などが政策として挙げられています。

私個人としては、日本の社会・道路環境には、
クリーンディーゼル・ディーゼルHVよりもガソリンHVのほうが
適しているのではないかと思っています。

長文失礼しました

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):サステイナブル・モビリティ  ■名前 : RZ  ■日付 : 07/6/13(水) 14:26  -------------------------------------------------------------------------
   ▼百式プリ@愛知さん:
>なお、参考までに2006年12月に国が発表した
><次世代自動車燃料イニシアティブ>では・・・
> ・バイオ燃料利用拡大
> ・クリーンディーゼルの利用促進環境整備
> ・バッテリー次世代化推進
>などが政策として挙げられています。


日経の1面トップに、ホンダのディーゼル車の記事が出てましたね。

中国も、乗用車用ディーゼル促進に動いていて、需要拡大が期待される
そうで、国内のハードル(ディーゼル逆風)も、意外と早い時期に、クリアされるかもしれませんね。

が、新基準に対応させるのに、それなりにコストが、かかっちゃってるようで、
ガソリン車に比べ、4,50万円アップだそうですから、小型車では、どうでしょうね。

>私個人としては、日本の社会・道路環境には、
>クリーンディーゼル・ディーゼルHVよりもガソリンHVのほうが
>適しているのではないかと思っています。

ディーゼル車は、低速トルクが出るとはいえ、重いんで、発進自体は、ダルい
ですよね。(ガソリン車も最近のバイワイヤーは、ダルいですけど)

ベンツのEクラスは、ガソリンだ、ディーゼルだ以前に、静かに、それなりに
走って当たり前の車種なんで、普及するのに問題となるのは、もっと下のクラスだと思います。

欧州のシビックは、ディーゼルがありますが、あれもDFP付だと、トロそう
です。

ディーゼルで、ガソリンに比べ、100kg重量増、ハイブリッドで、さらに重量増
、重いものを動かすほうが、エネルギーは多く要ると、学んだような気がしますが、最近の教科書は、違うみたいですね(笑)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):サステイナブル・モビリティ  ■名前 : たなか  ■日付 : 07/6/13(水) 15:18  -------------------------------------------------------------------------
   ▼RZさん:
>ディーゼル車は、低速トルクが出るとはいえ、重いんで、発進自体は、ダルい
>ですよね。(ガソリン車も最近のバイワイヤーは、ダルいですけど)

最近のディーゼルは日進月歩なので数年前のイメージとは全然異なりますよ。
それでもPM2.5が気になる...

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):サステイナブル・モビリティ  ■名前 : RZ  ■日付 : 07/6/14(木) 10:09  -------------------------------------------------------------------------
   ▼たなかさん:
>最近のディーゼルは日進月歩なので数年前のイメージとは全然異なりますよ。
>それでもPM2.5が気になる...

うーん・・ターボ付ですからねぇ(笑)

欧州DRIの調査によると、ドイツでは、ディーゼル購入者の、平均年間走行距離
は、23000km,ガソリン車は、14000kmだそうで、走行距離が長い人が、ディーゼル
を選ぶ傾向があるそうです。

それと、現在はユーロが強いんで、(円換算すると、リッター200円超えちゃいますね)物価に対する相対的な評価にはならないですが、それを差し引いても欧州主要国より、日本は、燃料価格が全然安いですね。

自家用車の平均走行距離も日本は、短いので、所得に対する、自動車燃料費負担は、比較的軽いはずですが、逆に電気代は、高いんで、トータルでチャラって
とこでしょうか。

とりあえず、日本で、ディーゼル車がガソリン車より、4,50万高いのであれば、比較的排気量も増えることですし、小型車は、やはり、さほど売れないかと。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):サステイナブル・モビリティ  ■名前 : たなか  ■日付 : 07/6/15(金) 9:42  -------------------------------------------------------------------------
   ▼RZさん:
>▼たなかさん:
>>最近のディーゼルは日進月歩なので数年前のイメージとは全然異なりますよ。
>>それでもPM2.5が気になる...
>
>うーん・・ターボ付ですからねぇ(笑)

ターボのお陰と言うより2000気圧を超えるような噴射圧のコモンレール方式がディーゼルの世界を変えました。
一度最新ディーゼル乗用車を試乗して下さい。
http://www.drivingfuture.com/car/special/sp040714_01/index.html

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 環境省の動向  ■名前 : たなか  ■日付 : 07/6/15(金) 21:59  -------------------------------------------------------------------------
   ▼たなか:
>
>それでもPM2.5が気になる...

やっと動き出しました。
http://www.asahi.com/special/070110/TKY200706150159.html
「環境省は、ぜんそくの原因と疑われている微小粒子状物質(PM2・5)の健康への影響の調査を進めることや、データを集めるため全国7カ所ある観測局でもモニタリングに取り組むと新たに提示。ディーゼル車を規制する「自動車NOxPM法」に基づく局地汚染対策などに力を入れるとした。」

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):環境省の動向  ■名前 : RZ  ■日付 : 07/6/16(土) 16:06  -------------------------------------------------------------------------
   ▼たなかさん:
>やっと動き出しました。
>http://www.asahi.com/special/070110/TKY200706150159.html
>「環境省は、ぜんそくの原因と疑われている微小粒子状物質(PM2・5)の健康への影響の調査を進めることや、データを集めるため全国7カ所ある観測局でもモニタリングに取り組むと新たに提示。ディーゼル車を規制する「自動車NOxPM法」に基づく局地汚染対策などに力を入れるとした。」

徹底的にやれば、国側に有利な判決も、十分ありえたでしょうが、
環境政策を進める手前もありますしね。

そのうち温暖化も、起訴に、使えるようになるかもしれませんね。
なんとなく和解には、持ち込めそうです・・・和解金は安そうですけど(笑)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):環境省の動向  ■名前 : たなか  ■日付 : 07/6/16(土) 16:24  -------------------------------------------------------------------------
   ▼RZさん:
>
>そのうち温暖化も、起訴に、使えるようになるかもしれませんね。

被告を特定することが困難ですよ。
温暖化に関しては私も貴殿も被告になるのかも...

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):環境省の動向  ■名前 : RZ  ■日付 : 07/6/16(土) 17:16  -------------------------------------------------------------------------
   ▼たなかさん:
>被告を特定することが困難ですよ。
>温暖化に関しては私も貴殿も被告になるのかも...

被告は、国や自動車メーカー等です。

大気汚染被害にしても、原告側に、まるで問題がないわけではなく、
(地裁の判決は、一部を認めただけ)、あれなら、国は、その気になれば、まだ争えるはずですが・・和解に持ち込んでます。

IPCCの報告を、証拠として出せば、国は、政策上否定できません。

目的は、和解ですが、今のとこ温暖化による損害(とされる事)がないんで、起訴自体が、成立しそうにないのが、欠点です。

まあ、アホらしい起訴ですが、そのうち環境保護団体とかが、やりそうです・・
と思ったら、検索すると米国では、やってるやつが、居るようですねw

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):環境省の動向  ■名前 : たなか  ■日付 : 07/6/16(土) 20:15  -------------------------------------------------------------------------
   ▼RZさん:
>
>被告は、国や自動車メーカー等です。

http://www.aica.co.jp/environmental/2004/2004_08.html
電力会社が先では?
海外にも被告がいるのでは?
どうやって被告を特定するのですか?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):環境省の動向  ■名前 : AB  ■日付 : 07/6/17(日) 0:10  -------------------------------------------------------------------------
   ▼RZさん:

温暖化に対する認識や利益追求優先などの考え方を見てると

そろそろ価値観を変える準備を始めた方が良さそうに感じますね。

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