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▼大貫さん:
>▼錯乱坊さん:
>>そーだったんですか!
>>我輩はアトキンソンサイクルだからと思っておりました…。
>
>手元に本がないので正確に示せないのですが「プリウスという夢」にこの記述がありました。開発のかなり後になって、VVTiを追加したようです。アトキンソンサイクル専用エンジンなら、VVTiは必要ないですよね。
(連休中にてレスが遅れました。今頃レスするのもなんですが。)
大貫さんの言いたいことはこれだと思います。(御参考に)
「プリウス」の創造。それは21世紀モデルへの挑戦だった。から引用
(数百台を数えたテストエンジン)
>ハイブリッドシステムは、クルマが停止した時には自動的にエンジンが止まる。さらに走行中にも、エンジンは断続的に停止と始動を繰り返す。このエンジン再始動時のショックが大きいのである。それをスムーズなものにしなければならない。
>「全体的に、いわゆる普通のクルマと何ら違和感のないクルマにしたかった。とくにエンジン再始動時のショック解消には、専任のワーキンググループが1年がかりで取り組みました。
結果的には、エンジンにVVT-i(連続可変バルブタイミング機構)を使い、一種のデコンプ(圧縮を抜くこと)を行うとともに、始動時の回転数を1000回転ほどに高めてから着火させることにしました。これによって問題は解決したのですが、そこに至るまでは毎日が試行錯誤の連続でした」。
http://www.toyota.co.jp/jp/environmental_rep/98/envrep98/pdf/end/prius_ttl.pdf
浅田 俊昭(トヨタ自動車(株))の解説から引用
> 燃費向上の要素であるエンジンの起動停止は、圧縮反力による車両振動という問題を引き起こす。これはかなり困難な課題であったが、連続可変バルブタイミングシステム(VVT-i)を用いることにより解決した。起動前に大きくバルブタイミングを遅らせることで、実質的なデコンプ機構を構成し、圧縮反力の低減をはかった。この結果、起動停止振動をユーザーがほとんど気がつかない程度に抑えるこ
とが出来、車両の総合燃費がベストになる任意の点での起動停止が可能となった。
http://www.jsme.or.jp/ted/PDF/NL24.pdf
では。
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