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トヨタ自動車の最新小型ハイブリッド車(HV)「AQUA(アクア)」の生産は19日、金ケ崎町の関東自動車工業岩手工場で始まった。月産2万台規模で製造される見通し。世界最高水準の燃費性能を誇るアクアは全国の消費者から反響が大きく、今後さらなる増産も期待される。
アクアは実際の走行に近い新基準でガソリン1リットル当たり35・4キロ。車体はトヨタの主力HV・プリウスより一回り小さく全長約4メートル。排気量1500CCのエンジンと高出力モーターを組み合わせた最新小型軽量HVシステムが配置されている。
関係者によると、関自岩手工場(年産実績35万台)で19日から専用の第1ライン、26日から第2ラインで生産開始され、一般消費者向けに来年1月から発売される見通し。来年3月までに約6万台の生産が見込まれる。
政府がエコカー減税延長やエコカー補助金の復活を検討する中、今後は環境対応車の需要がさらに伸びる可能性が高く、本県でのアクアの生産増加も期待される。
【写真=生産開始されたアクアを載せて関東自動車工業岩手工場を出発するトラック=金ケ崎町】
(2011.12.20)
ttp://www.iwate-np.co.jp/economy/e201112/e1112201.html
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