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▼さとう2さん:
>高速走行でエアコンの影響が少ないのは時間当りの消費エネルギーに対して移動距離が大きいから距離当りの燃料消費量が相対的に少なくなる為です。
分かり易い御説明、誠に有難うございました!
簡潔明瞭な説明とは、このようなことかと。
>▼ぷりおさん:モータアシストを多用すると必然と燃費悪化に繋がります。
>▼さとう2さん:(バッテリーパワーによる)モーターアシストが入るような走りは燃費を悪化させますよ。
「バッテリーの充放電をあまりしない方が燃費が良い」ことは燃費運転の原則ですね。それは各種エネルギー変換において100%の効率で変換されることは有り得ないから。だから用も無いのに、EVモードなんて使っちゃいけない。。
でも、この原則とは別の話として、高速で捨てられてしまうエネルギーがあるような気がしていて、それを有効利用できないかと考えているのです。それは次の2つ考えに起因しています。
【高速道の大きな峠を越える場合】
高速の大きな峠の長い下り坂、燃費運転には最も重要な場面かと。ここで、交通量が多い場合、走行車線を滑空(用語の利用方法は若干違うかもしれませんが言いたいことは御理解下さい)時に、少しづつ加速して、そのままだと先行車に近づきすぎる、でも速度が中途半端で追い越し車線に車線変更する訳にはいかない、ということが良くあります。そうするとアクセルから足を離してエンブレさらに弱いフットブレーキ。そうこうしているうちに、BLがフルになり、回生放棄が始る。。。
そんな勿体無いことをするのなら、峠の頂上でBL=3くらいまでに下げられないか。すなわち高速の峠の上り坂で、もっとモーターパワーを使えないか、と考えている次第です。
でもこれまで、どんな運転手法をとっても、たとえば登坂車線で速度を落としてモータのみの走行を試みても、上り坂だからダメなんです。どうやっても高速では峠の頂上でBL=6が変わらない。。
そこで、今回の書換えで、そんなことが可能になるといいな、と淡い期待を持っています。
この高速の大きな峠のエネルギーを棄てないで越える方法、何か上手い運転方法はありませんか?
(そんなに燃費を稼ぎたいなら、峠近くのSA/PAでポリタンに位置エネルギー付きの水を汲んで、それを下界に着いたら棄てれば、という冗談ではなく。。)
【高速では適度な渋滞が燃費を伸ばす理由は?】
高速道路では、空いているより適度な渋滞の方が燃費が伸びると言われています。それは半年程前に、私自身が経験し、以下のスレッドで報告しました。
h ttp://priusbbs.jonasun.com/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=22682;id=prius3x#22682
ほぼ平坦な40Km区間を、約10回のノロノロと80Kmの繰り返しで、その区間燃費が37.9Km。パネル上の数値からの逆算ですから誤差はあると思いますが、同じく逆算した渋滞のない他区間の燃費と比べて、とても良い燃費になりました。その渋滞区間では、バッテリーの充電と放電がBL2〜6間で繰り返され、高燃費の原則とは反する状況になっていました。
この渋滞中の高燃費の理由をどう説明するか。。。ひょっとしたら、通常の高速走行中では棄てられてしまっているエネルギーが、適度な渋滞中では上手く運動エネルギーに変換されたのではないか、という仮説を持っています(全く自信はありませんが)。
そして、この適度な渋滞で高燃費を出したエネルギーフロー(用語が悪いかもしれません)を、高速の通常走行時にも実現できないか、それには高速でBL=6のままではなく、BLが変化するくらいのモーターアシストをもっと使うことも有り得るのでは、と考えている次第です。
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