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▼惰ポンテさん:
コメント等、有難うございます。
>このマトリックスに 急降坂が無いのはなぜですか?
急降坂とは、「半滑空」状態で少しずつ加速していく(少なくとも減速しない)下り坂と認識しています。勾配は凡そ3%以上でしょうか。ここを対象外としたのは以下の理由からです。
(1) アクセルを踏まなくても少しずつ加速する訳ですから、ここを定速走行にすると、回生ブレーキを使うことになり、BL値が上昇する可能性があります。そうしますと、nedaさんのテストコースでは、その次の測定区間の初期BLがバラつくことになり、その区間での測定結果に影響を与えてしまします。これを防止するため、急降坂終わりでBL値がいつも一定となるような走行方法を採用しています。
(2) 一般論として、このような急降坂は、ガソリンではなく主に位置エネルギーを運動エネルギーに変換していると考えられます。そのコントロールは、アクセルワークではなく、フットブレーキワークで回生量を調整するようなもの。その際の燃費というものは、どのような意味を持つのか。。(79km/h未満でエンジンの回転がなければ、燃費は∞ですよね)
なお、「半滑空」では以下のようにガソリンが使われているとのことです。
h ttp://eshy.s22.xrea.com/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=8139;id=epv1710#8170
また、さとう2さんからは以下の情報を頂いています。
「白のEPVさんが書かれている高速でのアクセルオフ時の燃料噴射は私も観察しています。しかし私の観察した範囲では、その燃料噴射は短時間で終わり、大勢に影響はなかったです。」
(蛇足)例えば、高速を通常は75Km/h位の低速で走行する場合でも、急な下り坂では、滑空でだんだん加速していって半滑空になって、エンジン回転のためと風圧のために位置エネルギーをロスさせても降坂終わりの速度を上げた方が良いのか、それともあえて回生で充電しながらゆっくり安全に降りて、その後でその充電した電気エネルギーを運動エネルギーに変換した方がトータルの燃費が良いのか、議論が分かれるかもしれませんね。速度の違いがあるので、どのような方法で比較のための実験をするか。。。
>また、マトリクスの列要素を平均速度とした方が
>束縛条件として適切かと感じました。
実は、振幅法に「巡航」という用語を使って良いものか否か、疑問を持ちながら「巡航」と表記してしまいました。意図する所は、ご理解頂いている通り、「定速法の巡航速度と振幅法の平均速度を合わせて、その2つの結果を比較したい」という意味です。
この次のスレッドから、「巡航」ではなく「巡航/平均」として、注釈を付けた方が良さそうですね。御助言、有難うございました。
(またも蛇足) 私も、2つの走行方法を試しましたが、慣れないと、振幅法の平均速度をある速度(定速法の巡航速度)に合わせるのが結構難しいです。測定距離が短いと、振幅法では平均速度の調整だけで目的地に着いてしまう感じて、何を試験しているか分からなくなることがあります。。。
では、また。
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