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▼よっすいーさん:
>逆に普通の車も、カタログ値と実際値が半分以下にまで乖離していればエコ運転を心掛けるユーザーが増えると思いますがいかがでしょうか?(もちろん使い方や個人差にもよりますが、一般的に・・・という意味です。)
カタログ値の10.15モード燃費が、どういう目的で、どういう疑似走行モードか?
を知れば、乖離するのは“当たり前だ”と考えると思います。
まず、10.15モードは、ホットスタートですが、この時の暖気運転とは、ただ単に、停止状態で、エンジンを暖気する事ではなく、シャーシダイナモ上で、60km定速で、15分間動かして、駆動系も暖気させた後、約630秒の10.15モードで測定します。
通常走行に当てはめると、15分間暖気のために定速走行してから、10分チョイの間、燃費を測定する・・デス。
燃料は、メーカーがもちこんだ良質なガソリンで、条件は気温20℃、湿度50%で、無風です。測定時に前でファンが回っていますが、これは、機関冷却用のためで、この風力抵抗は、最後の計算時に、0として換算され、代わりにあらかじめ測定された走行抵抗を計算に入れます(この時の路面抵抗も、テキトーに舗装された凹凸がある路面なんかじゃありません)
操舵は一切しないので、ステアリング機構の抵抗は、反映されません。
基本的に、燃費を計算するためのモードではないので、こういう測定法になっています。
・・まあ要するに、10.15モード測定の条件に合わすのは、公道を使用する以上、100%不可能で、近い数値や、それ以上の数値が出たとしても、それは10.15とは、
直接は関係がないデス。
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