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プリウスに限らないですが・・
問題:子供の成長に合わせ、チャイルドシートからジュニアシートに移行する必要があるが、児童用ジュニアシートは、“置くだけ”で、子供をシートとともに、
3点式ベルトで、止めるタイプで、安定しているとは言い難い。
子供が乗っていないと重しが外れるため、より不安定になる。
使用者側で、滑り止めシートを敷いてみたり、紐状のものでヘッドレストに括りつけたりと工夫しているのが現状。
そこで、ISO-FIXのロアアンカーを使うタイプの、ジュニアシートが有効。
ISO-FIX対応ジュニアシートは、3点式のみで固定する従来品より、利便性、安全性で劣る部分は見当たらず、むしろ向上するのが、明確だと思われるが、国内では
正規の商品展開がなく、そもそも20型プリウスは、国内では汎用ISO-FIX認定車両
ではないため、装着すると、非合法だという問題が生じる。
EUでは20型プリウスも汎用対応しているし、アンカーの構造的にはまったく同じ
である国内仕様でも、装着可能。(ISOなのだから、当然であるが)
(個人的には需要はないが)幼児用CRSでは、汎用ISO-FIXも商品として出てきているが、価格が9万円以上と高価であり、普及させようという気があるとは思えない価格設定である。
国内メーカーでは比較的、安全啓蒙活動に積極的なトヨタ自動車でさえ、この程度なのだから、他のメーカーが、これ以上の対応をするはずもない。
経営的、立法的な問題、ユーザーの安全意識の問題もあるだろうが、国内完成車メーカーのリーダー的な存在であるトヨタ自動車が、率先して取り組んで頂きたいと思います。
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