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[記事表示] カタログ燃費の測定条件 いぷりうす 03/10/4(土) 13:07 おじさん
Re:カタログ燃費の測定条件 とし 03/10/4(土) 16:06 銀プリ
Re:カタログ燃費の測定条件 USK 03/10/4(土) 16:47 赤プリ
Re:カタログ燃費の測定条件 とし 03/10/4(土) 17:01 銀プリ
Re:カタログ燃費の測定条件 いぷりうす 03/10/4(土) 23:53 おじさん
Re:カタログ燃費の測定条件 USK 03/10/6(月) 9:16 赤プリ
Re:カタログ燃費の測定条件 横槍 05/11/4(金) 21:36 金プリ

カタログ燃費の測定条件
おじさん  いぷりうす E-MAILWEB  - 03/10/4(土) 13:07 -

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   こんにちわ。
新プリウスのグレード間のカタログ燃費が大きく異なるため測定法を調べなおしてみました。
重量区分の決め方がよく分かりません。
どなたかご存知ありませんか?

新プリウスのカタログ値です。どれをとっても立派な数値です。
S:車両重量1250kg 燃料消費率 35.5km/l
G:1270kg 33.0km/l
ST:1270kg 30.0km/l
GT:1290kg 30.0km/l
GT+JBL:1300kg 30.0km/l

Sが1250kgクラス、他が 1500kgクラスとのことですが1500kgに対してかなり不足しています。
測定時はバラストを載せるのでしょうか?
もしそうだすると、測定条件の110kg(2名乗車分)とあわせて340kgも載せることになります。

国土交通省の条件だと、搭載電気機器・オフ、エアコン・オフ、完全暖機状態から10モード3回+15モード1回、となっています。
実走行はせずにテスター上です。わずか4.2kmしか走っていません。とても疑問です。

この方法だと新プリウスのせっかくの低燃費化技術の努力があまりカタログ値に反映されないのです。
測定時は走らないので空力は関係ありませんし曲がる必要もありません。
タイヤヤスパッツや、アンダーカバーなどの非常に有効な装備もカタログ燃費には反映されません。
エアコンは使わないのでせっかくのインバータ・エアコンもカタログ燃費とは無関係です。
電装品は使わないので、省電力ディスチャージランプの効果も出ませんし、逆に寒冷地仕様やナビ、高級オーディオなどの電力消費機器はいくら搭載してもカタログ値を悪くすることがありません。

トヨタではカタログ燃費よりも実質燃費重視とのことで、プリウスのカタログには大きな活字で燃費を示しているページがありません。
しかし消費者の選択時の判断材料としてカタログ燃費は重要な情報です。測定方法がより実態にあったものに改訂されることを望みます。

Re:カタログ燃費の測定条件
銀プリ  とし  - 03/10/4(土) 16:06 -

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   >新プリウスのカタログ値です。どれをとっても立派な数値です。
>S:車両重量1250kg 燃料消費率 35.5km/l
>G:1270kg 33.0km/l
>ST:1270kg 30.0km/l
>GT:1290kg 30.0km/l
>GT+JBL:1300kg 30.0km/l
>
>Sが1250kgクラス、他が 1500kgクラスとのことですが1500kgに対してかなり不足しています。
>測定時はバラストを載せるのでしょうか?
>もしそうだすると、測定条件の110kg(2名乗車分)とあわせて340kgも載せることになります。


 測定は、シャシーダイナモの上で測定されます。このとき、シャシーダイナモの回転負荷を車重により変えます。その、負荷荷重が1250kgf、1500kgfとなっているのです。すなわち、Sは負荷が1250kgf、それ以外が1500kgfの負荷が加えられるのです。
 また、測定の際は、速度に応じた風が前方より吹かれます。よって、空力も燃費に関係します。
 ここで、燃費測定のこぼれ話。シャシーダイナモは、前輪又は後輪を乗せる1輪分しか有りません。そのため、4WD車は、測定できません。実際には、4WD車は、駆動系の一部を分解して、2WD状態で測定し、駆動ロスなどを計算した係数をかけて算出しているそうです。

Re:カタログ燃費の測定条件
赤プリ  USK E-MAIL  - 03/10/4(土) 16:47 -

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   ▼としさん:
> ここで、燃費測定のこぼれ話。シャシーダイナモは、前輪又は後輪を乗せる1輪分しか有りません。
一軸分だと思ってたのですが。一輪だけなのですか?
駆動輪は両輪だから、一輪だけだとすると不都合が生じるような気がするが???

補足させていただきます。
10・15モードは排気ガスの測定のためのテストモードです。
助手席と運転者が二人実際に乗り、運転者(各社の試験ドライバー)が前方のモニターに指示された通りの走行を行います。
このとき排気ガス規制対象のガスの他に、炭素も正確に計り、燃料の使用量を算出し、燃費が算出されるわけです。

Re:カタログ燃費の測定条件
銀プリ  とし E-MAIL  - 03/10/4(土) 17:01 -

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   >一軸分だと思ってたのですが。一輪だけなのですか?
>駆動輪は両輪だから、一輪だけだとすると不都合が生じるような気がするが???
>

正解は、USKさんのおっしゃるとおり、一軸分です。私の間違いです。

Re:カタログ燃費の測定条件
おじさん  いぷりうす E-MAILWEB  - 03/10/4(土) 23:53 -

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   としさん:
どうも、ありがとうございます。
バラストを載せるのではなく回転負荷にしてるのですか。
20kgくらいの車重の差がこれだけ大きな負荷の違いになる仕組みはやはり理解しにくいです。

速度に応じた風を流すというのは知りませんでした。
自動車用の風洞って莫大な費用かかると思います。1/1スケールの風洞を各社で持つ訳にはいかないので、どこかに借りるのでしょうね。
温度と湿度は一定にできても加減速が多いので風速の制御は難しそうです。
車速のフィードバックで間に合うのでしょうか。
カタログには「ツーリングセレクションは…、走行性能の向上と低燃費化に大きく貢献しています」とありますが、タイヤ幅10mmアップの損失を埋めるほどではないのですね。
とてもがっかりしました。

4WDの値が一部実測値ではなく2WDからの推算値だというのは本当に驚きました。
走行条件によって2駆−4駆のトルク配分を連続的に変えている車が多いと思いますが、この計算はものすごく難しそうです。
エスティマ・ハイブリッドのように発進時は後輪のモーターも押している車はどうするのか興味あります。

USKさんの補足説明もありがとうございます。
実際に2人乗車で110kgだとけっこうスリムな必要ありますね。
プリウスの場合、最適な運転方法は従来車と異なるのでトヨタには専門の人がいるのでしょうね。
私も21世紀の運転方法早くマスターしたいのですが、車が来ません。
では。

Re:カタログ燃費の測定条件
赤プリ  USK E-MAIL  - 03/10/6(月) 9:16 -

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   ▼いぷりうすさん:
>プリウスの場合、最適な運転方法は従来車と異なるのでトヨタには専門の人がいるのでしょうね。
相当に速度変化も伴うテスト条件ですから、プリウス専門の試験ドライバーがいるかどうかは分かりませんが、テスト条件を上手にトレースするには多分他の車と変わらないと思いますが・・・

Re:カタログ燃費の測定条件
金プリ  横槍  - 05/11/4(金) 21:36 -

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   どの会社もプロドライバーが運転して燃費を出しています。
ご存知の通り、ハイブリットの場合、通常のガソリンのみの車とは異なり、
減速時には回生、加速にはアシストしています。
そのため、現在の走行テスト基準(10-15modeなど)では
運転の仕方によって、
また電池の状態によって燃費が大きく異なります。

カタログ値が30km/l以上あるのに
実際街中で走ると20km/lなこともしばしばです。

現在のところ、新たな燃費基準はまだできていません(研究中)。

加速はアクセル開度を押さえて滑らかに
減速はモーターの回生を感じながら
なるべく機械ブレーキを使わずに走るのがコツです。

最近の車ではブレーキを軽く踏むとある一定条件まで
燃料吸気止めて燃費向上をしているエンジンもあります。

エンジンとモーターを感じながら走るといいかもしれません。

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