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このたび省エネECOタイヤ・・石油外天然資源比率97%を実現、従来比で約35%の転がり抵抗を低減させた、というキャッチコピーのダンロップの「ENASAVE97」というものに交換しました。
過去ログを拝見してこのタイヤのインプレションが見受けられませんでしたので、ある程度の距離を走り込み自分なりの印象を簡単ですがご報告させてください。
基本的なグリップ性能、ハンドリング性能等は至って普通レベルで、どちらかというとダイレクト感を押し出さずにドライバーの疲労軽減を狙ったいい意味でのマイルド感があります。
そのマイルド感を助長するのがコンフォートタイヤ並みの快適性で、乗り心地に非常に長けている印象です。
不整路面でのショックを角を丸めて優しくいなしてくれるので、空気圧の設定を下げすぎた?と勘違いするほどです。
ロードノイズも耳障りな高周波音を効果的にカットしているようで比較的低めの耳障りの良い音質に感じます。
転がり性能及び省燃費性能につきましては各社の同タイプのタイヤと比較してもほぼ横並びの感触で、優劣つけ難いほどどれもよく転がる。という感想です。
比較したタイヤはBS社のエコピア/MI社のエナジーセイバー/Y社のE-spec,Earth-1などです。
一つ突出した面を強く感じたのですが・・
ウエットにかなり強い、ということです。
タイヤ溝からの水捌け能力が非常に高く、どんなに深い水溜りでも不安を感じることが皆無で安心感さえ覚えました。
そしてすごく大事なポイントだと思えるのが、ウエット路面つまり雨の日の燃費の落ち方が今まで装着したどのタイヤよりも低いです。
通常ですとひどい土砂降りだと雨水の抵抗でどうしても10%前後燃費が落ちるのですが・・それほど落ちないんです。
日本は多雨の国ですので隠れた美点として挙げることができると思います。
設定サイズが限られてしまうのが難点ですが、総合的にみて選ぶ価値のあるECOタイヤだと思いました。
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