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■232 / inTopicNo.1)  プリウスから環境・省資源を考える
  
□投稿者/ 庄太郎 1回-(2005/06/28(火) 03:26:36) [ID:lvHJf1oF] プリウスNHW-20型
    2005/06/28(火) 03:30:00 編集(投稿者)
    2005/06/28(火) 03:29:33 編集(投稿者)

     このスレッドは、旧掲示板時代の終末近くに「危険な「プリウス現象」」として、私が立てたスレッドを引き継ぐものです。

     前スレッドでの私の最初の問いかけは、
    「プリウスの省燃費性・運転感覚の快適性ゆえに、かえって長距離を走ることが多くなり、21世紀の車、プリウスが目指した環境・省資源に背く結果になっているのではないか?」というものです。

     さらに
    「プリウスの省燃費性ゆえに公共交通のコストとの間で逆ざや現象が拡大していることは、個人にとっての経済性を取るか、それとも環境・省資源を優先すべきかという相反を生み出しており、それは社会的に見てまずいのではないか」という視点もとりあげました。

     また、このような「プリウス現象」に対して社会的に何か良い誘導策を「プリウスマニア」から提案できないかという気持ちもありました。

     私の曖昧で失礼な問いかけにもかかわらず(だからこそというべき部分もありましたが)、多くの意見を頂きました。例えば、

    *プリウスを買ったからといって、必ずしもエコの精神が強いわけではない
    *個人の経済性を優先するのは当然
    *個人として「プリウスライフ」を楽しむことは自由だろう。
    *従来車での燃料消費を上回るほどに走り回っている人は少ないのではないのか。
    *自動車ユーザー自身の価値観が変わっていけばよいのでは。
    *これは政策・経済・資本主義の問題ではないか。
    *「同じことを少ないエミッションで可能にした」のがプリウスのコンセプトあろう。
    *「燃費マニア」の存在もプリウスの環境性能を社会にアピールすることに役立っているのではないか。
    *省資源啓発イベントが、大量の資源を消費している事実もある。
    *ハイブリッド車が普及してプリウスの目新しさがなくなれば、「プリウス現象」もなくなるのでは。

    等々です。まだまだ書ききれないくらいありました。大変ありがとうございました。また上記の引用の仕方には、多少とも私の解釈が入っています。ご了承ください。

     私は、プリウスオーナーが新しい時代の自動車ユーザーの先駆けとして、環境・省資源、さらには安全のような問題を議論することは、とても重要なことと考えています。一人一人の「プリウスマニア」は、現代社会の大きな市場の中での一消費者にすぎませんが、製品としてのプリウスを単に消費するだけではなく、互いに議論して、市場や社会に対して逆に提案する、要望することを通じて、新たな製品を生み出したり、経済性と相反しない環境・省資源重視の価値観、生活様式や社会政策を生み出したりすることが可能になるのではと考えています。そしてプリウスマニアの掲示板は、そのような議論の場として最適ではないでしょうか。

     例えば、以下のようなトピックスはいかがでしょう?

    *自動車交通における省資源・環境保護を進めるためには、現時点でプリウス以外にどのような車種が市場に必要か?あるいは道路・自動車行政は?

    *自動車の個人利用を減らして、公共交通をより多く利用するように誘導するためにはどのような政策を取ればよいか?あるいはそのことの是非は?

    *将来にわたって個人が自動車を利用して好きなときに好きな場所に移動する自由を守ることは可能だろうか、またそのために必要なことは。

    *利便性の向上が生み出すさらなるエネルギー消費の増加に対して、どのように対処すればよいか。(具体的には、家電製品の待機電力や自動車のエンジン・スターターなど)

    *プリウスマニアのオフ会をマニア同士の交流だけでなく、一般社会に対する環境・省資源の啓発の場に広げること可能か?あるいはそのことの是非は?

    *「プリウス燃費マニア」の活動成果を、より効果的に社会還元するためにはどうすればよいか?

    まだまだ他にもたくさんピックスがあるでしょう。このようなことを継続的に議論するスレッドが「プリウスマニア」に一つぐらいあっても良いのではと思います。私は決して頻繁に書き込めないとは思いますが、どうかよろしくお願いいたします。

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■234 / inTopicNo.2)  Re[1]: プリウスから環境・省資源を考える
□投稿者/ F5.6 4回-(2005/06/28(火) 10:07:55) [ID:xdRwl5iF] プリウスNHW-20型
    思いつくまま、散文的ですが…。

    > *自動車交通における省資源・環境保護を進めるためには、現時点でプリウス
    > 以外にどのような車種が市場に必要か?あるいは道路・自動車行政は?

    自転車の活用。
    国道、主要県道の路側帯に、1m程度の自転車専用道路を設けることを義務づける。
    自転車免許を新設し、自転車専用道路を走行する場合は、免許要とする。
    一般自転車の歩道走行の原則禁止。
    幼児との2人乗り、子供用自転車などは、許可をとって、歩道通行可。歩道通行の場合、免許は必要としない。
    また、歩道の整備を行う。極力段差を無くし、車椅子、歩行補助車の通行が可能な環境を整える。


    > *自動車の個人利用を減らして、公共交通をより多く利用するように誘導する
    > ためにはどのような政策を取ればよいか?あるいはそのことの是非は?

    道路特定財源を見直し、一部を鉄道整備などに回す。
    鉄道の高架化を促進し、地方駅の周りに、公共の駐車場、駐輪場を設け、自家用車、自転車との共用を促進する。
    また、物流を道路から鉄道網へ切り替えることを促進する。地方の主要駅には、コンテナから、4トン車への積み替えが可能な公共のターミナルを儲け、鉄道網と小型トラックとの共用による物流網を構築していく。
    現行の大型トラックによる陸送を縮小していくことは、環境面に加え、道路の維持費縮小のためにも重要である。


    > *将来にわたって個人が自動車を利用して好きなときに好きな場所に移動する
    > 自由を守ることは可能だろうか、またそのために必要なことは。

    自動車の個人利用の権利は、堅持することを原則とする。
    これは産業などの社会基盤を維持していくためにも大原則となる。
    ただし、環境面はより重視され、環境面に配慮した車種は、より税を軽減され、それ以外の車種は、重税化となる。
    今後、環境面が重視されていくのはよい方向であるが、それにより、産業の縮小や、単一化による脆弱化を招かない配慮が必要となる。


    とまぁ、とりあえず、思いついたことを書いてみました。


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■239 / inTopicNo.3)  Re[2]: プリウスから環境・省資源を考える
□投稿者/ あつし 5回-(2005/06/28(火) 19:36:28) [ID:DK5A7A7q] プリウスNHW-20型
    プリウスはガソリン代が安いから、公共交通機関が使われないのは本末転倒な議論です。俺も地元では5kmもないバス代が360円もします。500円の駐車料金を払っても車で行った方が経済的なのです。また、外国では市内は1ドルで乗り放題とか、地下鉄は600ウオンで乗り放題とか公共の交通機関は車を使うことがばからしくなるほど値段が安いのに、熊本から福岡に行くのに3000円もかかります。時間のかかるのを我慢すればプリウスでガソリン10リットルで1100円ぐらいかな?特急電車がこれくらいの値段になれば車の利用は半分以下になるはずだと思います。道路を作る金を公共交通機関の補助に回せば、道もすいて、資源の無駄も減って交通事故も減るはずなのにと思います。

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■246 / inTopicNo.4)  Re[3]: プリウスから環境・省資源を考える
□投稿者/ 大貫 12回-(2005/06/29(水) 12:40:50) [ID:tIbtGSfK] プリウスNHW-10型
    2005/06/29(水) 12:48:58 編集(投稿者)
    2005/06/29(水) 12:47:08 編集(投稿者)

    前に投稿した記事が見れないので再度ざっと計算しましたが、プリウスの場合でも、車両購入費などを含めたトータルコストを距離で割ると、1kmあたり30〜100円程度になります。ガソリン代は5円程度に過ぎないので安く考えられがちですが、現実には公共交通が割高ということはありません。ただ、車はコストの大半を占める車両費が固定費になってしまい、従量経費が非常に安いので、乗る量が少ないと割高になるのです。結果として、単純に「今回の旅行で車を使う場合の、追加支出額」と「公共交通の料金」を比較し、公共交通より安いと判断しているだけです。

    これを解決する方法を「ものすごく非常識に」考えるとすれば、それは自動車の購入費もガソリン代も無料にしてしまうことです。その代わり、毎月の基本料金と、1kmあたりいくらという走行距離料金を徴収する。つまり、格安携帯電話と同じ方法です。携帯電話は原価が7〜10万円程度しますが、極端に原価割れした価格で販売して、毎月の使用料で回収しているのです。

    実は、これに近い試みはされたことがあります。トヨタがWILLを貸し出し式にしたのですが、このときは多くの人がセカンドカーとして使ってしまい、ファーストカーが出払っているときの近所の買い物程度でしか使われなかったため、タダ同然になってしまったという経緯があります。携帯電話のように、ライトユーザーとヘビーユーザーで料金体系を変えることで、こういうことを防止しなければなりません。

    携帯電話は、時間帯や地域によって料金を変えることができます。自動車も、たとえば連休は割高にしたり、都心では高くしたりといった変更も可能でしょう。携帯電話では「この用途では割高だから、固定電話を使おう」という使い方をします。携帯式料金なら「連休は自動車代が割高だから、電車で行こう」という判断も容易にできるようになります。タクシーのようにマルチモニターに料金が表示されたら、さぞやドキドキすることでしょうね。

    このテーマではいろいろな意見を持っていますが、まずは妄想系ネタから入ってみました。
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■294 / inTopicNo.5)  大貫さん、読んでくださいね!
□投稿者/ 加藤 鷹 2回-(2005/07/02(土) 23:25:09) [ID:w7ixo74j] 普通車(排気量800CC〜2000CC)
    2005/07/02(土) 23:32:13 編集(投稿者)

    「以下の記事が書き込まれていたのに、しばらくして削除されていました。東海道一人旅氏のこの様な行為は今回が初めてではないので、あえて報告させて頂きます」

    □投稿者/ 東海道一人旅 15回-(2005/06/30(木) 23:50:13) [ID:Gu7vmzg9] プリウスNHW-20型

    大貫さん

    庶民は役所が考えているよりもっと利口です。
    役場のデスクワークの浅知恵がうまくいくと思ったら大間違い。
    その大間違いの負債が積み重なって今の大赤字につながってるのですね。

    もっと自分の生活に立ち戻った考え方ができないものでしょうか?
    庶民以上の給料もらってるからそういう発想ができないのかな?

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■296 / inTopicNo.6)  Re[5]: 大貫さん、読んでくださいね!
□投稿者/ 東海道一人旅 22回-(2005/07/02(土) 23:35:12) [ID:Gu7vmzg9] プリウスNHW-20型
    2005/07/03(日) 10:44:58 編集(投稿者)

    加藤 鷹さん(と名乗られている方)

    そんなことをしてどうしようと考えてるのですか?
    いくら煽っても乗りませんよ。

    その文章は私の素直な意見です。元スレがあまりにもお役所感覚の意見だったからです。

    消去したのは理由があります。

    しかし、新しい掲示板ではあなたの思い通りにはなりません。
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■298 / inTopicNo.7)  Re[4]: プリウスから環境・省資源を考える
□投稿者/ 庄太郎 2回-(2005/07/03(日) 02:42:40) [ID:uOK2PUE4] プリウスNHW-20型
     皆さんレスありがとうございます。

     確かに、「車を所有する」ことと、「車を利用する」ことを分けて考えることができれば、個人にとっての利便性を損なわずに自動車台数の総量と走行量を抑制することが可能になり、省資源に(従って環境にも)大きく貢献することができるのではないでしょうか。この考え方は、現実には今すぐ無理でも、近未来的には、必要になってくるのではと感じています。

     既に考えられている、あるいは部分的にでも実施されていることは、いろいろあります。

    * レンタカー: 説明するまでもありませんね。ただ頻繁な利用には料金がまだまだ高い。また深夜のごく短時間だけとか、必ずしも自由に利用時間を選べるわけではない。

    * パーク・アンド・ライド: 通勤時などに最寄りの駅までは自家用車で行き、そこから先は鉄道を利用することにより、駅周辺の駐車場を無料もしくは格安で利用できる制度。環境先進国のドイツなどでは、20年も前から導入されて成果を挙げていますが(それも地方都市ではたいてい無料駐車場)、日本は最近ようやく各JRなどが導入し始めたところのようです。しかし、日本の都市部では駐車場の絶対数(面積)が足りない、他とのバランスや高コストにより駐車料金を極端には安くできない。また地方では肝心の鉄道が衰退してしまい、必ずしもこの仕組みによって便利になるところは多くない(車で行った方がやっぱり便利)。さらに鉄道が割引になるような制度になっているわけでない。などの問題点があるようです。(成果を挙げている具体的な事例をご存じでしたら、是非教えてください。)

    * カーシェアリング(カープール制)
    A(個人による)カーシェアリング: 近隣の人同士で、同方向への通勤・買い物などの移動に際して個人所有の自動車に複数が乗車して利用する。あるいは、互いに自動車を頻繁に貸し合う。共同所有する。

    B(団体の運営する)カーシェアリング: 非営利団体(NPO)の運営により、自動車を複数の人たちで共同利用するしくみ(会員制の場合もある)。これもヨーロッパで始まった仕組み。日本(正確には世界的にも)では、まだ実験的なため規模が小さく、日常的に実効を挙げているとは言い難い。

    * カープールレーン: 米国カリフォルニアなどの高速道路で都市部に通勤する車線に設けられている優先レーンで、複数乗車(カーシェアリングなど)の車のみが利用することができる。(最近では、プリウスなどのエコカーの基準を満たしていると単独乗車でも利用できる。これはあくまで例外的なもので、本来の考え方は複数乗車が基本であると考えられる。)似たようなものとして、バス優先レーンが、日本の都市部にも時々ありますね。ただしアメリカのカープールレーンは、罰則も厳しく、違反に対する監視も相当なもののようです。日本ではどうでしょう。

    # 上記の趣旨とは少しずれますが、イギリスでは数年前より、ロンドン市内に車で通勤する場合には、かなりの税金を特別に払わなければならなかったと記憶しています。この場合もプリウスを含むエコカーには割引があったはずです。

    # さらに、高速道路や幹線道路において研究されている自動運転システムのようなものを導入すれば、安全にも寄与するでしょうね。

     役所も庶民も自動車会社も学者さんたちも含めて様々な人達が、未来を予測しながら、このような制度・仕組みを考えているわけですね(ほかにもあれば教えてください)。そこで私も、このような制度をいくつも組み合わせることにより、どのような未来がやってくるか想像してみました。

    (1) 私の朝の通勤は、いつも定期利用をしている「カーシェアリング」の燃料電池車が無音走行で近隣の家を回って最寄り駅まで。駅からは、リニアモーターカーで、職場のある都会まで。

    (2) 日曜日の朝、急に思いついて、家族で海辺にサイクリングを計画。レンタカー会社へ電話をすると30分もしない内に、我が家のある住宅地のすぐ外側にある幹線道路沿いのカー・デイポまで、GPSナビで無人運転のレンタカーが自動配車。もちろんレンタカーには、サイクルキャリアやAVシステムが注文通りに装備済み。海辺に着くまでの途中の高速道路では、居眠りや映画鑑賞をしながら自動走行(プリウスオフ会のカルガモ走行をより高速と無人でするような雰囲気)。高速道路と幹線道路をすぎて高原に近づくと、ようやく手動運転に切り替え、久しぶりの手動運転の感覚に新鮮さを感じる。

    (3) 都心部からは自家用車駐車場とガソリンスタンドが消え、跡地には水素ステーションとカーシェアリングのデポを兼ねた施設がまばらにできている。住宅地でも、広々とした庭はあっても自家用車の車庫を持つ人はわずか。

     こんなところが拙い想像力の私の夢です。

     これを現実のものにするためには、(1)いかに個人から見た自動車の利便性を犠牲にせず、各制度をスタートできるか。(2)「個人の所有物、自己実現の道具としての自動車」という考えをどれだけ過去のものにできるか、というところあたりに鍵がありそうです。

     技術的には、遅かれ速かれ、全て解決可能なような気がします。自動車の個人所有は、禁止される必要はなくて、相対的に維持コストや税金が高くなる結果、現在のヨットやモーターボートを所有する程度の高価な趣味(贅沢)になればよいのではないでしょうか。「個人が、好きなときに(必要なときに)、好きな場所に移動できる自由」さえ確保できれば、まあ良いのではと思います。メリットもいろいろあって、車の維持管理を個人でする必要がなくなることなどが挙げられますね。また産業構造の変化などもあるでしょう。つぶれる業種も沢山ありそうですが、新たな業界の創出もあるのではないでしょうか。このような大規模実験を行う地方小都市が、最近はやりの「何とか特区制度」を利用して、名乗りを上げないでしょうか? 

     とまあ、これが私の妄想ですが、皆さんはどう感じられますか?逆に、どうすれば、将来にわたって自家用自動車の個人所有を守り続けられるかを考えてみても良いと思います。


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■302 / inTopicNo.8)  Re[6]: プリウスから環境・省資源を考える
□投稿者/ 大貫 14回-(2005/07/03(日) 09:28:14) [ID:1RYAYOZJ] プリウスNHW-10型
    東海道一人旅さん、役人発想ではない、賢明な庶民のご意見をお持ちのようですね。
    私の発想が役人発想だというのは、よくわかりますよ。とくに今回はそういう着眼点で書いていますから。

    ドライバーにインセンティブを与えるタイプのTDMは、悪く言えば「凡人はモラルではなく、目の前のエサに釣られて行動する」という発想です。よく言えば、経済原理で誘導する。

    役所がそういう考えを持っているのは事実です。それに対して、「賢明な庶民は役所に統制されなくても問題を解決できる」ことを示すのは大変重要なことと思います。まさにプリウスマニアに相応しい話題ですね。
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■303 / inTopicNo.9)  (削除)
□投稿者/ -(2005/07/03(日) 10:01:23)
    この記事は(投稿者)削除されました
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■305 / inTopicNo.10)  Re[6]: プリウスから環境・省資源を考える
□投稿者/ リリーマルレーン 3回-(2005/07/03(日) 11:29:32) [ID:s5GGNUVB] プリウスNHW-20型
    個人の所有物でありながら、使用する場所は公の道路上であり環境への負荷が大きく、行政側からの強力なコントロールが必要とされる点が個人の権利を制限しています。
    そうはいっても、車の所有については自分の空間を持つことができるというメリットが大きいので、レンタルにせよ何にせよ他人との共有になると車の魅力が半減しそうです。

    CO2の排出権を金銭で国同士取り引きしようとしている現在ですから、車の環境への負荷をやはり金銭に置き換えて、公平な負担を目指すことくらいしかできないのでしょうか?(環境負荷量を計算して金銭≒税金に置き換えて徴収する業務は、やはり行政で検討しなくてはならないでしょう)
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■306 / inTopicNo.11)  Re[7]: プリウスから環境・省資源を考える
□投稿者/ 大貫 15回-(2005/07/03(日) 11:50:22) [ID:1RYAYOZJ] プリウスNHW-10型
    昔、資本主義が台頭し始めたとき、資本家が富を収奪してしまって労働者は貧乏になると考えられた。そこで、富を社会で共有してコントロールしようという発想が生まれたわけですよね。ところが実際には、労働者も豊かになったほうが経済が活性化して、資本家自身にも利益になるというインセンティブが働いた。これが、資本主義がソビエト型社会主義に勝利した理由のひとつでした。

    現代社会で問題になっていることを見ると、労働者がバラバラに「資本」を保有してしまっていて、それが個人的理由で運用されているために、総体としてコントロールを失っているというのが挙げられると思います。

    自動車は、個人所有ですがいろいろな意味で社会への影響力が大きい。土地の所有もそうです。ゴミ問題もそう。あまりにも個人が持つ力が大きくなってしまった。

    社会主義革命は、「賢明な資本家のセルフコントロール」で回避されたと言えると思います。では、個人の権利を役所が制限し管理する社会は、「賢明な庶民のセルフコントロール」で回避できるのか?これが21世紀の分岐点になるのではないかと思っている。
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■307 / inTopicNo.12)  Re[7]: プリウスから環境・省資源を考える
□投稿者/ たぬき信楽焼 4回-(2005/07/03(日) 12:04:59) [ID:GBCbd4Fi] プリウスNHW-20型
    なんとなく「このままではイカン」という不安はあるのですが、行政による押し付けにはちょっとは反発したいし、さりとて庶民の自覚だけで解決できる問題とは到底思えないし。

    ものすごく「ぬるい」意見ですが、
    たまには「歩いてみる」「自転車に乗ってみる」「公共の乗り物に乗ってみる」「レンタカー等にも乗ってみる」、、、、色々と試してみるとよいのではないでしょうか?(とりあえず車のキーを握り締めて玄関へ行く「車依存の」自分への問いかけでもあります)

    やってみると案外楽しかったりするかも、、、。
    柔軟な頭で上手に使い分けできると良いのかもしれません。



    No305に返信(リリーマルレーンさんの記事)
    > 車の環境への負荷をやはり金銭に置き換えて、公平な負担を目指すことくらいしかできないのでしょうか?

    税金も走行距離に応じて、、、という発想も導入して欲しいですね。それが公平かと。
    (これは年に数回しか乗らない古い道楽車を所有する立場からの意見です。)
引用返信/返信 削除キー/
■308 / inTopicNo.13)  Re[8]: プリウスから環境・省資源を考える
□投稿者/ リリーマルレーン 4回-(2005/07/03(日) 12:52:05) [ID:s5GGNUVB] プリウスNHW-20型
    >行政による押し付けにはちょっとは反発したいし、・・・
    同感です。

    > ものすごく「ぬるい」意見ですが、
    > たまには「歩いてみる」・・・「レンタカー等にも乗ってみる」、、、、色々と試してみるとよいのではないでしょうか?(とりあえず車のキーを握り締めて玄関へ行く「車依存の」自分への問いかけでもあります)
    ぬるそうでいて、的確なご意見かと思います。個人でできることの第一歩は「不必要なガソリン資源を使っていないかな?」と考えることから始るのでしょう。


    > 税金も走行距離に応じて、、、という発想も導入して欲しいですね。・・・
    購入時には200万の車に対してもろもろ合わせて20万円(1割)くらいが税金類です。このイニシャルコストに対して、ランニングコストの大半を占めるのがガソリン税ですが、
    乗り始めて年間1000Lガソリンを使うとすると数万円の税負担です。ランニングコストに含まれる税額に環境税的なものを加えて、年間数千円を追加すると多少は抑制的に働くのではないでしょうか?(車の利用を単に抑制することだけを考えた場合です)
引用返信/返信 削除キー/
■310 / inTopicNo.14)  Re[9]: プリウスから環境・省資源を考える
□投稿者/ たぬき信楽焼 5回-(2005/07/03(日) 13:38:06) [ID:GBCbd4Fi] プリウスNHW-20型
    確かに。
    ガソリン関係の税金は距離に応じてですよね。忘れていました。(というか自覚なく徴収されていると言うべきか)

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■322 / inTopicNo.15)  Re[10]: プリウスから環境・省資源を考える
□投稿者/ F5.6 5回-(2005/07/04(月) 11:11:24) [ID:xdRwl5iF] プリウスNHW-20型
    新掲示板も盛り上がってきているようでなによりです。

    議論が盛り上がれば、意見の相違から、ちょっと過激な物言いになる場合もありますが、そんなことは抹消ごと。もちろん、人との意見交換ですから、最低限の礼節は、前提になりますが、些細なことに左右されずに、本筋で、建設的な議論はできればと願います。


    さて、私は地方に住んでいるのですが、このあたりを見てみると…。

    近くの主要国道は、田舎のクセに高架になっています。でも、電車は相変わらず、地面を走っており、本数も一時間に 4, 5本程度。駅にはエスカレータもエレベーターもない。でも、駅周辺のターミナルは、整備されており、立派なタクシーターミナルでは、お客が少ないのか、ヒマそうなタクシーが、1,2台…

    なんかアンバランスなんですね。公共性といった観点からすれば、通勤、通学に利用される電車の方が、公共性は高いように思えるのですが、こちらは、10年たってもほとんど変わらない。でも、道路に関しては、毎年のように修繕が行われるし、2, 3年単位で、新しい立派な道路ができてくる。

    なぜ、こんな差が生じるのかといえば、「財源」の差なんでしょうね。

    車を購入するときや燃料に含まれる税金は、道路を整備することだけに目的を絞った税で、「道路特定財源」と呼ばれています。
    この道路特定財源の規模ですが、国、地方合わせて、約6兆円。国の税収の全体は42兆円程度なのですから、如何に巨大な税収かわかりますね。
    この道路特定財源だけではなく、車産業のもたらす税収は、日本を支える根幹と言ってもいいでしょう。

    では、なぜそれほどまでに、大きな税収をもたらすのかと言えば、現代人にとって、「車」というのは、それほどまでに魅力的だからに他なりません。

    「官の役割」というようなお話もでてきているようですが、まずはじめに官の役割として、「やってはならないこと」というのがあろうかと思います。すなわち、官の規制により、民の活力を削いでしまう行為ですね。

    車の個人所有というのは、現代社会の基本的な権利であり、これに対して見直しを行うのであれば、これのもたらす財源の代替案もいっしょに示すのでなければ、あまり意味のある議論にはならないのかなと思います。

    といって、今の制度でいいというわけでもないでしょう。道路行政は私がみてもアンバランスなように思えます。

    いままでは、車産業を育てる目的で、道路特定財源などの制度が生まれたのだと思いますが、これからは、車産業のもたらす富によって、他の分野に傾注すべきときなのかもしれまん。とくに公共性の高い分野や高齢化社会を支える基盤整備などにシフトしていく必要があるのではないかと思います。


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■367 / inTopicNo.16)  Re[11]: プリウスから環境・省資源を考える
□投稿者/ 健 2回-(2005/07/08(金) 11:48:49) [ID:sYyKcWlh] プリウスNHW-11型
    前にも書きましたが、すでにプリウスを買ってしまった身なので
    (プリウスを選択したという購入行動だけでも立派なECOだと思います)

    1、なるべくガソリンを消費しないようにする。
    つまりなるべく走らないようにする。
    燃費を下げるのでなく、ガソリン消費総量を減らす。
    2、なるべく永く乗る。買い換えないで、できれば一生乗る。
    あるいは100年維持する。
    必要なくなったら、マニアの方にでも格安でレンタルする。

    ことを考えています。
    経済合理性だけで自分の行動を決めたくない、と考えております。
    レジ袋、もらっていますか?
    いまはおしゃれなマイバッグが、はやっているようですよ。

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