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Re[4]: マイナーチェンジの実物を検証
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□投稿者/ zato 4回-(2005/11/16(水) 23:34:13) [ID:4n29L3iS] プリウスNHW-20型
![](./icon/2005red.gif) | vincent@横浜さんこんばんは。
今回の改良点がどのように走りに作用したかを書きましたが、専門用語が多くて わかりにくかったですね。 もう少し簡単に言うと、今回のMCは、プリウスのハンドリングを、「新トヨタ風ハンドリング」 にするための改良をしたと思います。
ごく普通の速度(60km/hくらい)で80R程度のコーナーを曲がる時の例です。
在来のトヨタの味付け: 「ステアリングを切る」→「ロールが出て傾く」→「タイヤが曲がり始める」 →「ノーズの向きが変わる」→「ステアリングを戻す」→「ロールが減る」→「ノーズの向き が戻る」
という具合に、「ステアリング操作→ノーズが変わる」という間にかなりのラグがあり、 特に高速コーナーリングでは先にロールするためドライバーに不安を与えます。
一方、新プリウスは、
「ステアリングを切る」→「ノーズの向きが変わる」→「旋回の度合いに応じてロールが出る」 →「ステアリングを戻す」→「ノーズの向きが戻る」→「速度と旋回量に応じてロールが減る」
という設定になり、ステアリングを切った感覚と曲がる感覚に差違をなくす方向になりました。
後者の方が、運転者の感覚に合っていると思います。 フォード・フェイスタ、ゴルフGTIなどと同じ方向性ですね。
>錯乱坊さん トヨタがエゴな会社かどうかはわかりませんが、プリウスを開発しなければ、シビハイも 含めてハイブリッドカーは世の中にないと思いますよ。 新レクサスを日本で展開したことで、トヨタのハンドリングは良くなりました。 私はISのことしか分かりませんが、ISの脚の設定は在来のトヨタ設定ではないですよ。 そして、この脚の特性が新プリウスにも引き継がれていると思います。 私は、最近のトヨタの脚回りチューニングの変化を評価してます。
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