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Re[7]: マイナーチェンジの実物を検証
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□投稿者/ zato 3回-(2005/11/15(火) 23:48:36) [ID:4n29L3iS] プリウスNHW-20型
![](./icon/2005red.gif) | 私も2台程MC後の実車に乗って来ました。
レザーパッケージのみソフトレザーがコンソールボックスの大型ボックスドア上に貼ってあります。ドアも、フロントドア/リアドアのアッパートリム(肘掛けと窓の間)はソフトレザーが貼って あります。 ステッチはダブルステッチとして、高級感を出しています。
シート表皮は本革ですが、前後シートの左右はソフトレザーです。 シボはありますが、ややつるつるした手触りで、レクサスのセミアリン仕上げと比べると固さを 感じますが、他の普通の革シートに比べて劣るわけではありません。 ただ、夏のべたべた感と冬の冷たさを感じると二の足を踏んでしまいます。
走りは、大分しっかりして近代のトヨタ車らしい感じになりました。 新しいウイッシュなどと同様のチューニングです。 フロントバルクヘッドを中心にエプロン、サイドメンバー、リインホーストメントの肉厚化 とガゼットによる剛性強化を行って操舵感を向上させてます。 ステアリングを切るとフロントの旋回が早く立ち上がるようになりました。
リアはクロスメンバーへ補助板を加え、サイドメンバーへブレースの追加、リアのゲート下に リンホースメントを追加してハッチバック特有のリアのねじれを抑えてリアサスペンションの 接地性を上げてます。 その結果、リアダンパーの特性を弱反応域で減衰を強めることができるようになり、バネ定数 を少し強くすることで当たりがしっかりしているのに固くないサスになりましたね。
前後の接地性とステアリングのフィールの向上、前後のねじれの解消がMCの主な改良点ですが
「ステアリングを切る→ヨーが出る→緩やかにロール→ゲインが出て旋回」
という近代的なステアリング特性に調整してきたという感じです。
総じてクルマが静かになり、ジェントルながら素直なコーナリング特性になりました。 今回のMCでは、「クルマとしての進化」に重点を置いたようです。
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